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日本が誇る民族衣装、きもの。
「洋服の方が好きだし、高いから自分には関係ない」
と思っていませんか!?

とんでもない!!あなたは自分でもまだ知らない、自分の美しさや、「モテ期」をドブに捨てているようなものです。

かつての私のように。
爆弾発言に聞こえますか。それでもいいです。

言っておきますが、私は長い間、自分の外見が嫌いでしたし、今でも満足はしていません。
ただ、きもののおかげで今は、納得していますし、これからもせめて愛着を持てたらと思っています。

絶世の美女ではなかったかもしれないものの、きもの、それもレンタルがきっかけで、きもの関係のミスコンで賞までいただいてしまって、今でも自分でもびっくりしている私が、あなたの人生を、絶対、けっこう大きく変える、ステキな情報を教えちゃいます。


きもので突然、「モテ日」が!

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こんなテンションで始まって少し申しわけありません。たけいさんです。


私がどのような外見をしていたのか、気になりますよね。何の他意もなく、あったままを書きましょう。


私の父方の祖母は、北国のとある士族の出身で、祖父はその家柄にひかれてプロポーズしました。

祖母が亡くなったあとに、私は、
「嫁いだ時のおばあさんに似てきたね」
と言われました。
当時を知る年代の人に目を細めてそう言われても、私の気持ちは複雑でした。


洋風美人であればあるほど美しい、という風潮の中で、私の容貌は決して得なものではありませんでした。

北国の血のせいか、色は白かったのですが、私は身長もスタイルもごく普通であり、何より、この古典的な容貌は、隣に現代的な美女が立ったりすればなおさら、見劣りがしたのです。


ところが成人式に、初めてちゃんとした、きものというか、振袖を着たら、その日だけモテモテになったので本当にびっくりしました。


長年仲のよくなかったある女性すら、その日は私を、美しい、と言いました。
その日が終わると二度と言いませんでした。


これが馬子にも衣装というやつか、と思っていたら、大学の謝恩会でもまったく同じことが起こったからまた驚きました。
「今日はどうしたの」
「なんていうか……毎日、きものでいいよ
とまで言われ、その場にいた大学教授の息子と見合いもしてしまったのです。


それからも、私のモテ期ならぬ「モテ日」はきものを着た日でした。
何度かめに分かったのですけれど、祖母ゆずりのこの古典的な外見には、洋服より、きものの方が似合うようなのです。


そして私は、自分でもさらにびっくりすることにチャレンジしました。


ひっそりとミスコンに応募したら…


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こっそりと、とある、きもの関係のミスコンテストに応募したのです。


書類審査に通過したものの、一次審査は「普段着のきもの姿」でした。
うちにあったのは成人式の時に買った振袖だけで、きものを着たのは、結局、生まれてからそれまで、たった4回だけ。


仕方なくきものをレンタルして行ったところ合格、その年の、振袖での最終審査ではぎりぎりで入賞しました。


その時に優勝した人達と、イベントに出た日のことを、私ははっきりと憶えています。

振袖に身をつつんだ彼女達はみんな、本当に美しく、お互いを褒めあい、この上なく和やかな日でした。


カメラを持った誰かが、地元新聞社の駐車場までついてきたのですけれど、
「あの人ォ、うちらのこと撮ってんのやろか」
と、くすくす笑った時、みんなの長くて、重くて、美しい袖(そで)が、寄り添うようにゆらゆらと揺れたのは、夢のようでした。

それと優勝した方が、凄くステキな人だったのですね。きれいだけれど、ちっともおごらないで。


それから私は着つけの学校に通って猛勉強し、資格もとり、一年後に再チャレンジしました。
自分で着つけたきもの姿で一次審査に出て、最終的には2位の「ミスきもの」になり、一年間、きものの振興活動に関わりました。


自分の全力をすべて出しきって、それがすべてむくわれた初めての経験で、その後の人生に影響しています。


ちなみに、祖母の実家が呉服屋だったのを知ったのは、ずっとあとでした。


「モテ日」が、いつの間にか「モテ期」に


それからも私は、意図的に定期的にきものを着て、「モテ日」をつくるようにしました。そして思ったのです。


自分に与えられた、いまあるものに、不満ばかり持つのではなく、もっと感謝しようと。外見にもそうあるべきだということを。


私の容姿に対するコンプレックスはほぼなくなりました。
そうしたら不思議なもので、洋服の時も、以前よりモテるようになったのです。

初めての「モテ期」でした。


そして今、少しずつ年齢を重ねて、若い時には似合わなかったおしゃれにも挑戦しようと思っています。


「今日、初めてきものを着た」という人は、みんな…


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私があの時、きものをレンタルして審査にチャレンジしなければ、こういうことはありませんでした。


またこの前、旅行先で、きもののレンタルをさせるお店に立ち寄って、気がついたのです。

きっかけはなんでもいいのです。ただ成人式でも、こういう、きもののレンタルでも、
「今日、初めてきものを着た!」
という人達の中に、美しく、また輝いていない人はいません。


日本人なら本当に、誰でもきものは似合います。洋服が似合う人でも、違う魅力が発見できるのです。


最近は外国でもきものが注目され始めているようです。

その関連で、こんな動画を見つけました。



ともかく外国人でも、日本人ならなおさら、すべての老若男女は、いっぺん、きものを着た方がいいと思います。

この日本のすばらしい民族衣装の手を借りて、新しい自分の魅力を発見できるでしょうから。


女子の皆様、彼氏も大喜びですよ。

それと男の人がきものを着る機会ってなかなかないですから、絶対に一度、試してみてください。
彼氏もさらに男前に大変身です。本当です。


おすすめと注意


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最後に、きもののレンタルのおすすめ点と、注意した方がいい点をお知らせしますね。


私が若い頃は、留袖(とめそで・既婚女性の正装)をレンタルして、1回で10万円以上かかったという話も聞きましたが、最近はインターネットで自由に選べて1万円未満からというところもあるようです。例えばこちら。

「着物レンタル365」
www.kimono-rentaru.jp/

さらに、ステキなアンティークまでレンタルできてしまうんですね。


これもいろいろあるんですが、例えばこちら。きものスタイリスト石田節子さんのお店です。
アンティークの婚礼衣装の「引き振袖」ですって。着てみたいなあ。

「衣裳らくや」
www.rakuya.co.jp/

どこもレンタル料はまちまちで少し高いものもありますけれど、アンティークは特に貴重なものですし、仕方ないかもしれません。


旅先でのレンタル、舞妓変身など、楽しみはつきませんが、借りる側として注意した方がいいのが、初めてかそれに近いならなおさら、着つけと着る場所、返し方ですね。


皆さん、きものって苦しいものだと思っていますか。実は違うんですよ。

本当に上手な人が着つけたなら、そんなに苦しくないはずなのですね。

お金をとる人なら、みんなある程度、見た目はキレイに着つけてくれるでしょうが、あんまり上手じゃない人は、ひもで人間の急所をぐいぐい締めちゃったりだとかするんですよ。

確かに、着なれない方が急に長時間、きものを着て、高低差のある場所や厳しい天気の中を歩いたりすると、苦しくなることもあるかもしれないのですけれど、
「短時間でそんなに動かなかったのに苦しくて仕方がなかった」
という場合は、着つけがあまり上手でなかったのかもしれません。


そういう着つけにあたっちゃった場合でも、懲りないでくださいね。
あとどんな理由にせよ、苦しくなった場合には、無理せずに休むか、できればなおしてもらうか、洋服に戻った方がいいのではないでしょうか。


だから私の意見では、あまりなれていないならなおさら、きものをレンタルしても、最初は長時間は着ない、ハードなことはしない方がいいと思います。

ただ、写真だけはきっちり撮りましょう。いい思い出になりますよ。

それと人気の舞妓変身ですが、なんというか、外出を希望されるなら、気をつけてくださいね。

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悪気はないんでしょうけれど、舞妓に変身した時のマナーが違うから、日々鍛錬している本物の方々のイメージが損なわれる、誤解される場合がある、と思っている方も地元にはおられるようです。

「舞妓姿で足組んで、タバコ吸う方もいはるんですなあ。そういうのは(中略)。あと、普通のきもののレンタルでも、履いた草履をシンにして、きものをぐるぐる巻きにして返さはるとかねえ。困りますねえ」


そういうことを、やわらかい言葉づかいでありながら、結構きつい言葉でおっしゃる方もいるんですね。おお、京都人よ。

それでもお店の方もきっといろいろ教えてくださるでしょうし、若い頃の思い出に、やってもいいんじゃないですかね。
ちなみに、これは屋内の記念写真だけになるかもしれませんが、いろいろな年代や国の人、男性も、舞妓変身などは可能な場合があるそうです。


要するに、貸す側も借りる側もマナーやトラブルには気をつけていれば、きもののレンタルは、きっと便利で役立つ、非常に楽しいということなんですね。

きものに興味のないあなたも、ある人ならなおさら、あるいはきもののベテランでも、一度はきものをレンタル!です。



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