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東京と言えばビルばかりですが、そのビルばかりのこの写真の中央にある緑の森。

これが明治神宮の森です。

東京の真ん中に突然出現する大きな大きな森。

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一の鳥居からうっそうとした森に囲まれています。


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大きな木に守られた参道。
鳥の声、玉砂利の音・・・
自然の音に耳を傾け、木漏れ日を感じ、風を感じながら歩くこの参道はとても癒される気持ちのいい空間です。
ここを歩くたびにとっても清々しい気分になりますね。

そしてこの参道には、いつもお掃除の方がいて、参道を絶えずきれいにしてくださっているのですよね。

そんな心遣いをとても有難く思います。
ちなみに落ち葉はもちろん全て森に還されるそうですよ。

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最近はパワースポットとしても有名になっている清正井

安土桃山~江戸時代の武将・加藤清正が掘った、と言われているそうですが明治神宮の説明によれば「本当に清正が掘ったのかは不明」とのこと。

いずれにせよ、都会では珍しい湧水です。
透明度が高くて美しく、文字通り心が洗われるような気持ちになります。

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ご本殿のまわりにもご神木を始めとして、たくさんの木があります。

この明治神宮の森ですが、「永遠の森」を目指して大正時代から工事が始められ、全国からの献木により、最終的には10万本の木が集まったそうです。

神社というと杉や檜が一般的ですが、明治神宮の森は椎や樫、楠が多く、ちょっとめずらしい構成になっています。

それは大正時代、すでに公害が進んでいて都内の大木・古木が次々と枯れておりそこで100年先を見越して、ここに植えるのは杉や檜ではなく照葉樹でなければ育たないと結論付けたのだそうです。

100年先を見ている。

日本人は古来からそうやって自然と付き合ってきたのですね。

伊勢神宮の森も200年先の遷宮を見越して、樹を植えていると聞きます。

100年先、200年先というのは、自分の仕事の結果を自分では見られないということです
それでもその先の世代のことを想って、淡々と自分の仕事をする。

この森の中にそんな先人たちの思いを感じられるからこそ、
私たちは癒されるのかもしれません。

それは西洋的な目先の利益ばかりを追っていたのではできないこと。

今、そういった日本的な感性や仕事が見直される時期にきているのではないかな
私たちは100年後に何を遺せるのだろう

そんなことを考えます。

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