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こんにちは!自分の作った料理をできる限り美味しそうに撮影してみんなに自慢しまくっているみーなです。




一眼レフでの撮影において重要視するのは「背景のボケ具合」ですよね。これが綺麗に撮れているとまるでプロの撮ったような写真になります。


できる限りおいしいそうに料理を撮る時も背景のボケを結構気にしたりしています。

逆に言うと下手くそに撮れちゃった写真でも味のある写真としてごまかせたり…。





でも、その方法って初めは難しくてわかりづらいですよね。設定をすればいいのか、レンズをいじればいいのか、色々難しくて困りますよね。





そこで今回は、背景をぼかす基本の方法3つをご紹介します!これさえ押さえておけば味のある写真の撮影もバッチリです!

被写界深度って…?



ぼかす方法の前に少しだけ、必ず必要になってくる用語の説明だけさせてください。




ボケ具合について調べていると「被写界深度」という言葉をよく耳にしませんか?

これはつまり「被写界深度を浅くすれば背景がぼける」ということ。「被写界深度」が何かわからない方は頭にはてなマークが浮かんでいるはず…。




重要なことなので、わからない方はここで勉強していきましょう。




これを読んだ後にはあなたも「ああ、被写界深度を浅くすればいいわけね」とつぶやいているはずです。





被写界深度とは簡単に言ってしまうと「ピントが合っている範囲」のこと。これを過ぎてしまうとピントは合いません。

一眼レフではこのピントの合っている範囲を大きくしたり小さくしたり設定できるのです。




つまり、先程言った「被写界深度を浅くすれば背景がぼける」というのは、言い換えてしまえば「ピントが合っている範囲を少なくすれば背景がぼける」ということ。

被写界深度が浅いと狭く、深いと広いのです。





では、被写界深度の設定は一眼レフだとどこでするのでしょう。

それは、F値(絞り値)の設定で浅くしたり深くしたりすることができます。F値はF1.4、F2、F2.8、F4、F5.6、F8、F11、F16、F22、F32のように表され、この数値が小さいほど被写界深度が浅くなっていきます。





レンズごとにF値の上限と下限が変わってくるので、自分の持っているレンズのF値を確認してみましょう。





もっと詳しく知りたい人はこちらのニコンの公式ホームページに図解入りで詳しく説明されているので、興味のある方は見ていくのもいいかもしれません。

http://www.nikon-image.com/enjoy/phototech/manual/04/04.html

被写界深度がわかったところで、背景をぼかす方法を具体的にご紹介します。

F値を低くする

一眼レフ2


まずはF値を低くしてみましょう。F値を低くすると、被写界深度が浅くなるため、ピントが合う範囲が狭くなります。




ここでのコツは、モードを「A」に入れること。「A」では絞りの設定が優先的になる「絞り優先オート」のモードです。もし今手元に一眼レフカメラがあるなら、ダイヤルを見てください。「P」「S」「A」「M」とアルファベットが書いてあるはずです。






このそれぞれのモードについて軽く説明すると




・「P」(プログラムオート)…絞り値(F値)とシャッタースピードをカメラが自動的に決めるモード


・「S」(シャッター優先オート)…シャッタースピードを自分で選んで、絞り値はカメラが選んでくれるモード


・「A」(絞り優先オート)…絞り値(F値)を自分で決めて、シャッタースピードはカメラが選んでくれるモード


・「M」(マニュアル露出)…絞り値、シャッタースピードともに自分で選ぶモード




となっています。





そこで、「A」つまり絞り値は自分で選び、シャッタースピードはカメラに決めてもらうモードを選択することによってF値を小さめにして撮影することができるのです。

その他の設定はカメラが適正に調整してくれるので、明るすぎず暗すぎない写真が撮れるかと思います。






余談ですが、「S」モードはシャッタースピードを自分で調整できるため、速く動く鳥や、スポーツをしている人の撮影の際に利用します。速く動くものには、早くシャッターを切らなければなりません。そのため、シャッタースピードをあげて、あとはカメラに任せて撮影するのです。

お子さんの運動会での撮影、ぶれた写真なんてとりたくありませんよね…?






こちらの動画では、「F値を小さくするとプロっぽい?」という題材で、F値を変えつつ撮り比べをしたり基本用語の説明がされていたりするので、参考にしてみてください。



ズームして撮影する



2つめにズームして撮影するという方法です。





レンズには基本的に「18mm-55mm」のような数字が書いています。これは焦点距離と言って、数字が小さければ広角レンズ、つまり広い範囲が撮影出来、逆に数字が大きければ望遠レンズといいズームアップして撮影することができます。

背景をぼかすにはこの望遠レンズを使用して、ズームして撮影することも一つの手なのです。





ちなみに、私は基本的にこの方法で背景をぼかしています。





設定なしにズームするだけで、まるでCDジャケットの写真のような、背景のぼけた味のある写真が撮れちゃうからです!

ずぼらな私はいちいちF値の設定をするのが面倒くさいため、ズーム一つで背景がぼけるこの方法をよく利用します。

ズームして撮影するので基本的に近い位置にあるものは残念ながら撮影出来ません。
撮影したいものから少し離れた位置からズームして撮影するなど、工夫が必要になってきます。





友人に「なんでそんな遠くから撮ってるの?」と不思議がられることがありましたが、理由を説明して撮った写真を見せてみると友人も驚きの表情で「ズームで撮るだけでこんなに変わっちゃうの!?」と驚いてこれ、私自身も満足でした。





ただ、大きなボケを作るにはそれなりに望遠できるレンズが必要になってきます。55mm程度なら軽くしかボケないでしょう。

ぼかしたい物を遠くに置く

一眼レフ3


3つ目は、ぼかしたいものを遠くに置くという方法です。



スマホで写真撮影した時にも実感したことがある方は多いはず。単純な話、遠くのものはボケちゃうんです!





机の上のケーキにピントをあてて、紅茶にはピントをあてずぼかしたい。そんな写真が撮りたいときには、ケーキを手前に、紅茶を遠くにおけばいいわけです。





ただ、必ずしもピントを合わせたいものとぼかしたいものとの距離を離すことってできませんよね。

なので、実用的ではないかもしれませんが頭の隅にだけでも置いておいてください。

これを理解しているだけでも、自分の足でいい絵を撮りに行くことができます。





つまり、自分自身と被写体との距離を考えながら撮影できるわけです。





私の場合室内でのアクセサリーや料理の撮影にしか使ったことありませんが…。

安いのに、すごい描写力。単焦点レンズの魅力



初心者にオススメレンズとしてよく紹介されている「単焦点レンズ」というものがあります。





単焦点レンズはその名の通り焦点距離が1つだけであり、ズームレンズなどのようにズーム機能がありません。

ズームできないなんて不便そうですが、初心者の場合このレンズを一本持っているだけで大きく世界が変わることでしょう。

単焦点レンズの特徴としてズームできないことをあげましたが、他の特徴として明るい写真が撮れることや、ボケが作りやすいという点があります。





ショッピングサイトなどで軽く調べてみると分かりますが、F値が基本的にF2.8以下となっています。これだけF値が低いとボケが作りやすく、かつ明るい写真が撮れるのです。これこそ初心者にもってこいというレンズです。





そしてなによりありがたいのが、他のレンズらと比べてとっても安価なのです。安いのにこんな描写力があっていいものか!と思ってしまいます。

もし、まだキットレンズしか持っていないのであれば、安くで手に入るので購入を検討してみてはいかがでしょうか。





単焦点レンズの中でも、女性の方にオススメなのがパンケーキレンズです。





女性なら料理や花、アクセサリーなど手元にある可愛いものを綺麗に撮りたいことって多いですよね。

パンケーキレンズは基本的に14mmなど焦点距離が短いですし、相変わらずズームはできませんが、まるでパンケーキのように薄いレンズであり、持ち運びにも優れていて女性に人気のレンズです。





手元の料理などが綺麗に撮れるだけではなく、景色などもちゃんと綺麗に撮れるので安心してください。14mmですとずいぶん広角なので広い範囲が撮影できます。

背景をぼかさない写真もあり!?

一眼レフ4


一眼レフで撮った写真は基本的に背景がぼけていますよね。





プロが撮った写真も、街で見るポスターもみんな背景がぼけています。背景がぼけないと面白くないし、一眼レフの意味ないじゃん!そう思われる方も多いかもしれません。





少し想像してみてください。

有名な観光スポットの建物の前で、記念撮影!なのに背景がぼけちゃってせっかくの観光スポットなのに建物がはっきり見えない…。

動物園の動物と我が子を一緒に写したかったのに、動物がぼけて何かわからない…。

そんな時だってあるはず。





このような場合は、逆にF値を大きくして被写界深度を深くしてみてください。

そうすれば、ピントの合う範囲が広がりますよね。これで人にも建物にも動物にも、ちゃんとピントが合うはずです。





さらに言うと、集合写真をとる時にもF値を小さくすることはできません。

前列の人の顔にはピントが合っているのに、後列の人にはピントが合ってない…。なんてことになっちゃいますよね。





一眼レフで撮る写真は背景がぼけている写真ばかりではないのです。時と場合によってF値を変えなければいけませんね。

背景をぼかす方法まとめ



・F値を低くする


・ズームして撮影する


・ぼかしたい物を遠くに置く



この三つを駆使することにより背景をぼかすことが出来ます。





さらに、単焦点レンズを使用する方法もご紹介しました。

どの方法でやればいいんだ!と思うかもしれません。





私の場合簡単にできるズームして撮影する方法を多く使っている、と言いましたが、本格的に撮りたいときには全部使って撮影しています!

F値を低くしつつ、ズームした上で構図を決め、被写体と自分の位置を考えつつ最高の一枚を目指して撮影しています。

そんな一枚を撮るために試行錯誤をしている瞬間ってまるで自分がプロになったような気分になれるんです。





いい絵を撮るために何枚も撮影して、少しずつ設定を変えてみたりして研究を重ねる。自宅に帰って撮れた写真の確認をしてみると自分の思い描くような良い一枚が撮れていた時、感動しちゃいます。





これも一眼レフの楽しみの一つなのだなと実感します。





これを読んだみなさんも背景のボケについての研究をしてみてください。きっと今回紹介した3つの方法を駆使することにより自分好みの背景のボケた写真を撮影することができるはずです。








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