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お店で食べたあのふわふわなたまご料理。

自宅でも食べられたらいいのになぁ…なんて一度は思ったことありませんか?




たまごの絶妙なふわふわ加減って、自分で出すのは難しいですよね。




何年も修行したプロの技を完全再現するのは我々素人には至難の業です。
というより、無理な話ですよね。

ですが「え?それだけ?」といいたくなるような簡単なコツで1歩でも2歩でもあの食感に近づけるとしたらどうですか?




ちょっとしたことで、素人料理が劇的な変化を遂げちゃう…かも?
そんな夢に満ちたお手軽なコツ、ご紹介します!

たまご焼きと出汁巻きたまごには身近なアレをちょい足し

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くるくると何層にも重ねて焼き上げるたまご焼きと出汁巻きたまご。

お弁当でも定番ですし、上手に作れたら重宝します。




ですが一枚ずつ層を焼いていくのって、それだけでも結構難しいですよね。

ふわふわに仕上げるためには焼き方を工夫しなきゃいけない?難しいんじゃない?と思う方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。




今回ご紹介する方法では、焼き方は一切変えずにたまご液にいわゆる”ちょい足し”をするだけで済んでしまうんですよ。

では何をちょい足ししていきましょうか。






たまご焼きの場合。


1.牛乳や生クリームなどの乳製品

2. マヨネーズ





1の牛乳や生クリームの場合、ふわふわ度は少し低めですが、同時に滑らかな食感も生まれるので、それも相まって十分ふんわりとした印象に仕上がります。

たまご焼きは甘みをつけるために砂糖を入れることも多いですが、加熱していったときにそれがたまごを固くする原因の一部にもなります。

牛乳や生クリームを加えれば砂糖を入れなくても自然と甘みが出ますので、乳製品の力でふわふわ&固くなる原因をカットすることができるんです。




ただ、あまりたくさん入れ過ぎてしまうと加熱したときに卵が固まりにくくなってしまいます。

ですので牛乳よりも、濃度の濃い生クリームをお勧めします。少量で済みますし、生クリームの方が甘みもしっかりと出ますよ。

牛乳を使用する場合は、入れすぎてしまうと軽いミルクセーキになっちゃてもう目も当てられませんのでご注意ください。






続いて2のマヨネーズ。

マヨネーズを使用する場合の利点は、冷めてからもふわふわさが持続するという点です。

調理してから食べるまで時間を置くお弁当なんかにぴったりですね。

たまご焼きが固くなるのは、加熱したときにたんぱく質が強く結びついてしまうのが原因らしいのですが、マヨネーズを加えると油やお酢がその結合を弱めるそうで…




こう、固く手と手を取り合おうとするたんぱく質の間にマヨネーズが割って入って、おうおうちょっと待てよ的な…あれ、なんか例えが悪い。マヨネーズが完全に悪者みたい。

そんなはずはないです、マヨネーズは正義のはず。

だってあんなに美味しいんだから…!




…こほん。まあ完全文系の私には細かい成分がどうしたこうしたという話はあまりよく分からないのですが。

とにかく成分同士がぎゅっとくっつくのをマヨネーズが緩和させてくれるそうなので、温度に関わらずふわふわを持続させてくれるんですね。

また、マヨネーズ中のお酢が食品の色を鮮やかに引き立ててくれるので、黄色の映える綺麗なたまご焼きになりますよ。




ただし注意点としては、やはりマヨネーズは主張が強いですので、入れ過ぎてしまうと味のバランスが崩れてしまう可能性がある、ということです。

人によっては少量でも味を感じてしまうかもしれませんので、もともとマヨネーズが好きじゃない、苦手、という方にはあまり強くはおすすめできません。




また、油なのでカロリーも若干高めに。

乙女な皆さんは気をつけましょう。




それからこれはちょい足しではないですが、単純にたまごを溶く際に泡だて器を使用するという方法もあります。

たまご液を少し泡泡させておくんですね。層と層の間に空気が入るのでふわっと仕上がります。

ただしこの方法の場合は、かき混ぜたあと泡がすぐ消えてしまうのでスピード勝負になります。




本当にちょっと目を離した隙に消え失せやがります。




だからと言って完全につのが立ったり、卵白をメレンゲ状にまで泡立ててしまうと、もはやオムレツにした方がいいという状況になってしまいます。

ですのでやはり泡だて加減は難しいところですね。







出汁巻きたまごの場合。

基本的にはたまご焼きと同じ乳製品やマヨネーズが使えます。

しかしせっかくの出汁巻きたまご。

お出汁の味を味わいたいですからなるべく味は付加したくないですよね。




そんなときなんとも嬉しい方法があります。

なんと出汁をたくさん入れるとふわふわ度が増してくるんです!




理由は…よく分からないですが…!

わたくしの個人的な感想です、はい。




しかし出汁巻きたまごで出汁を加えれば加えるほどふわっとしてくれるなんて願ってもないことですよね。

私は普段甘めの出汁巻きたまごを作るので砂糖を入れるのですが、やはり砂糖を使用しないときと比べて若干ふわふわ度は下がる気がします。

何度か作っている内に、自分にとってベストなふわふわと甘みの兼ね合いが見つかると思いますので、ぜひトライしてみてください。




またとにかくふわふわ加減にこだわりたい場合は、やはり出汁だけ加えて出汁巻きたまごを作っていておいて、後からあんかけなどでお好みの味に調節していくのもいいかもしれません。

なんにも要らない?オムレツは一手間をプラス

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オムレツをふわふわに仕上げる方法。

今回は混ぜ物をする方法と焼き方、それぞれを1つずつご紹介したいと思います。




まず混ぜ物ですが、たまご焼きの項目でも少し触れたとおり、メレンゲを加えます。

お菓子のスポンジ作りなどにも使用されるメレンゲ。

空気をたっぷりと含んでいますので、オムレツもふわふわとスフレのような食感に仕上がります。




卵白を泡立てて使用するので、レシピ外の調味料などを用意する必要はありません。

オムレツに使う卵を最初に卵黄と卵白に分けておいて、泡立てればOKです。

またマヨネーズや生クリームなどを使用したときと違い、本来の味付け以外の味が加わることもないので、気兼ねなくお好みの味に仕上げることができますよ。





続いて焼き方ですが、こちらはかなりの荒技になります。

調味を済ませたたまご液を熱したフライパンに流し入れて、煎りたまごを作りくらいの気持ちで一気にかき混ぜます。

5秒くらいかき混ぜた後、一旦たまごを元のボールに戻してしまいます。




焼けている部分と半熟、生の部分が全てある状態になると思いますので、それぞれが一部分に偏らないように均一に混ぜていきます。

混ぜ終えたらもう一度たまごをフライパンに流し入れて、中まで火を通すのではなく表面だけをサッと焼くつもりで形を整えていきます。




一度フライパンから離すので一気に火が通ってしまうのを防げますし、まだもう少し火を通したいのに表面だけ焦げてきてしまう…なんてリスクもだいぶ減ります。
荒いですがあまり失敗のない方法だと思いますのでよろしければお試しください。




ただ作ってる姿があまりスマートでないところだけが難点でしょうか。
入れたり戻したりバタバタしますのでね。

ちょっとだけ繊細に!たまごスープ

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わかめや春雨の入ったたまごスープは定番ですよね。

でも作ってみたら案外たまごが固くなっちゃって…なんてことありませんか?

たまごスープのたまごをふわふわに仕上げるのにも、簡単なコツがいくつかあるんです。




まず第一に、スープをぐつぐつと煮立たせないこと。

スープが沸騰している状態だと、たまごを入れた瞬間に一気に固ってしまい、結果固くなってしまいます。




また、たまごがバラバラに細かく分かれず、大きな塊になってしまう可能性もあります。

それだとあまり見た目もよくないですよね。




火加減は弱火か中火くらいで、スープの表面があまり揺れていない状態がいいと思います。

なんなら火を止めてしまっても構いません。




第二に、たまごはスープの表面近くから、ゆっくりと少しずつ流し入れましょう。

高い位置からドバッと入れてしまうと、たまごが鍋の底に直接触れて焼き固まってしまいます。そうするともう違う料理です。oh no!

鍋の底にたまごが触れないようにするには、たまごを入れる前にスープに水溶き片栗粉を入れておくのもいいですよ。

片栗粉を加えておくと、たまごが底まで沈みにくくなります。




しかし入れ過ぎてしまうとスープがあんかけになってしまいますので、加えるのはごく少量で、わずかにとろみがつくかつかないか…程度の量でOKです。




たまごを入れた後も火力は強くせず、またすぐにはかき混ぜないでおきましょう。

少し固まってきたら軽く混ぜる、を何度か繰り返します。




たまごが細かくばらばらになったら、完全に火を止めて蓋をします。
最後に蒸すことでよりふわふわになりますよ。

一気には駄目。親子丼はじっくりゆっくりふわふわに

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ふわっふわの親子丼。ぜひ自宅で作れるようになりたいですよね。

一見難しそうな親子丼も、実はちょっとしたコツでふわっと仕上げられるんです。




たまごを入れる際ですが、ここはたまごスープと通ずるものがあります。

たまごスープほどは弱火に拘らなくても大丈夫ですが、クツクツと軽く煮立つくらいの火加減で、やはり低い位置から、円を描くように外側からゆっくり流し入れましょう。




そして、たまごを一気に鍋に投入するのではなく、2回から3回に分けて入れていくのが最大のポイントです。

まとめて入れてしまうと、やはり重みで底に沈み込んで焼けてしまいます。

また、内側まで火を通している間に、外側はどんどんと煮えて固くなってしまうのにも注意。




たまごの表面が煮えてきたら、それを崩して出汁と混ぜながら煮て、また表面が煮えてきたら崩し…と何度も繰り返していくという方法もありますが、それだとふわふわというよりとろとろとしてきますので、少し食感が異なってきてしまいます。




ですので、たまごをふわふわにしたい際は、あまりかき混ぜずにゆっくりと煮ていきます。
目で見える部分が固まってきたら次を投入…でいいと思います。




複数回に分けることで、たまごとたまごの間に空気が入りよりふわっとした食感になります。

最後に入れたたまごが固まり始めたら蓋をして、5秒から10秒くらい蒸します。

蓋をとったら火を止めて、ここからは素早く盛り付けに入りましょう。




火を止めてからも余熱でどんどんたまごに火は入っていきますし、丼のご飯が熱々であればあるほどそこでも火が通っていきます。




なので鍋から丼に移す時点では、まだちょっと煮足りないかな?くらいの見た目が丁度いい状態です。

食べるときにはベストなふわふわ加減になっていますよ。




ただし親子丼で一番注意すべきは… 






ご 飯 の 盛 り 忘 れ で す 。






たまごを入れ始めてから気付いても遅いのです。

「あああああ!!」なんて慌ててご飯をよそっている間にもたまごは煮えていくのです。

火を止めたって無駄です。余熱をなめちゃいけません。




私はこれで何度もふわふわを逃しました。どんなに上手くいっていても…ああ……




…え?丼物でご飯をよそい忘れるなんてありえない?

ははは。そうですね。そうですよねぇ、はは。ははは。おだまり。





ご飯だけでなくイージーミスが何に置いても一番の敵ですので、皆さんもお気を付け下さいね。






さて、私なりに研究してきたたまごのふわふわレシピ、少しでもお役に立ちそうなものはありましたでしょうか?




ちょっとしたことで料理の仕上がりは驚くほど変わりますよね。

どれか1つでも皆様のお料理ライフに貢献できていれば幸いです。




難しい天ぷら。焦がさないコツは?
天ぷらを焦がさないコツ