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「一ヶ月のうちでこの週は、とっても忙しいのよねっ」

「年末は、なかなか定時で仕事を終わらせて帰れない日が続くから、しんどいわ~」


なんていう、お母さんも多いんじゃないでしょうか?



仕事が終わっても、家に帰れば、夕飯の準備。

スーパーのお惣菜に頼ったり、時には外食する日もあるけれど、
そんな日ばかりじゃ、出費がかさんでかないませんよね。

できれば、短時間でササッと出来て、片付けも楽、
出費がすくなくて買い物もできたら、あまり行かずに済めばいいのに…。


ついつい、そんな事をぼやいてしまいます。

そんな悩みが、畑のおばあちゃんの一言で、一気に解消されるとは思いませんでした。


働く主婦こそ冬野菜の栽培!



冬野菜2


「冬野菜、家で栽培してごらんよ~。楽だよ~」と、向かいの畑のおばあちゃん。


話を聞くと、春は虫がついたり、草が沢山生えたりで大変だけど、冬は虫も少ないし、
草も春に比べれば、それ程生えないから楽だって教えてくれたんです。なるほど~。



「収穫するまでの期間が長い大根や、虫がつきやすい白菜は大変よ。

だけど、虫がつきにくい葉野菜を選べば、楽だよ~。」と。


お肉や魚を、週1で買い置きしておいて、冷凍しておけば、
あとは、新鮮な野菜を、プランターから摂ってこれば、かなり時間の短縮になるわ。



主婦として、やっぱり、

コストパフォーマンスのいいものを植えたいので、色々と、リサーチ開始!


ふむふむ。
なるほど。

苗を購入して育てると、

一株70円の苗を買って、肥料、虫除けネットなどの費用をプラスすると、
近所のスーパーで売ってるのと、同じ位か、安売りスーパーには負けちゃうかも。

それに、安売りスーパーのお特用は、量が多すぎて、
結局、最後まで食べる前に腐らせちゃうし。
やはり、家で育てていただく以上、なるべく家計にプラスになるようにしたい…


それが主婦っていうものなんですよね~。

ということで、冬野菜は種から簡単に育てられる野菜を栽培することにしました。



お鍋料理には、欠かせない冬野菜といったら、白菜、春菊、水菜が頭に浮かびました。


白菜は、虫がつきやすいから、もう少し慣れてから育てようっと。
大根は、収穫時期までかなり長いので、来年かな。

今回は、春菊と水菜の栽培をしてみることに。

コレを知らないと大失敗に!葉野菜は栄養を採りすぎると○くなっちゃうんです!



冬野菜3


人は栄養を取りすぎると、ぷっくらまぁるく太ってしまいますよね。

だけど、太るのを気にしすぎてもだめ。
必要な栄養を摂る事は、人も野菜も大事。


不必要な栄養を摂った人は、中性脂肪が増えたり、病気になりますよね。


実は、植物も栄養の摂り過ぎは、いい事がないんです。

実はこれを知らずに、育ててしまうと、
収穫できても、とても悲しい結果になっちゃうんです。



こんな経験ないですか?


「お肉も食べたら、野菜も食べなきゃね。」

「やだぁ~お母さん、これ苦いんだもん。嫌い!!」


「何言ってるの~折角お婆ちゃんが作ってくれたお野菜なのに。
じゃ、お母さんが食べちゃおうかなぁ~。水菜のサラダいただきま~す。」

パクリと一口。


「・・・・・。」

「にっがぁ~~~~~~~っ!!」


こんな風に、葉野菜を口に入れたら、いつもよりもずっと苦くて、
「まずい~」って思ったことはないですか?



実はこれ、

先ほどお話した「栄養の摂り過ぎ」と、大きく関係しているんです。


野菜を大きく美味しくしようと肥料を与えすぎると、
「苦味」や「えぐみ」がでてしまうんです。


肥料の調節は、プロでもとても難しいそうなので、
家庭菜園初心者の肥料が、足りているかどうかの目安は、

雑草が畑に生えれば、肥料が足りている土と思って大丈夫。


といっても、

栄養がすくなければ、大きく育たないので、
過剰に与えず、適量を守るのが大事なんです。


雑草本来の強さもあるかもしれませんが、土に栄養があるから雑草も育つ。

そういう事なんですね。

簡単に栽培できる冬野菜は水菜をおすすめ



冬野菜4


水菜は、霜に当たると黄色く変色してしまうので、プランター栽培がおすすめですよ。

春にも、種まきできますが、葉が柔らかく美味しくいただける、
1~2月の収穫が一番おいしい時期なので、是非秋蒔きに挑戦してみてください。


種まきから収穫までの期間が、同じ冬野菜の栽培でも、
大根は60日前後、白菜は60日~120日という期間が必要なのに比べて、


水菜は30日という手軽さ。

嬉しいですよね。





<水菜の栽培方法>


◎用意するもの

・種
 
京みぞれ…2月下旬~7月の種まき 
 
博多千緑水菜…8月~11月の種まき必ず時期に合った品種を確かめて育てましょう。

・プランター 60cm 

・底石

・市販品 培養土 

「野菜の土」または、赤球土6:腐葉土3:バーミキュライト1に、
有機質が豊富で、野菜の栽培に適した黒土を使い、腐葉土や堆肥などを混ぜて作ります。

プランターの水はけを良くする為に、底石を底が見えなくなる程度敷き詰めます。

ウォーターベースを3~5cm残して用土を入れます。


これで、土の準備は完了です。




① 種まき(は種)


土の表面に、深さ1cmほどのまき、溝を2列作り、
8cm間隔で、種を5~6粒置いて、周囲の土をかけます。

上から軽く押さえて、全体に水をかけます。



ここで、水遣りについて一言。

ひょとして、
お水をあげるとき、やかんや、バケツなどでザバッ~とあげていませんか?

種は、言ってみれば生まれる前の赤ちゃんです。
やかんや、バケツの水で水をあげるのは、滝に打たれるようなもの。

これから大きくなろうというときに、いきなり滝の荒行はないですよね。
布団のような役割の土も固くなってしまいます。
ベビー布団は、柔らかくてフワフワしていますよね。


土が固いと、根が張りにくくなります。

また、折角蒔いた種が、水の圧力で底に沈んで発芽しにくくなってしまうので、

必ずジョウロを使って、やさし~くお水を与えてくださいね。

乾燥を嫌うので、発芽するまでは、
水を与えた後、新聞紙をかけて、乾燥を防ぐといいですよ。



一週間ほどすると発芽します。


大きく育てたい場合は、本場が1~2枚のときに間引いて1本立てにします。

間引いたものを、別のプランターで育てることもできますが、
発育はあまり良くないです。

水遣りは、午前中に行い、夕方は土が乾いた状態にします。

雨が続いたり、霜が降りるかな?という寒さが厳しい日には、
屋根のある場所へ移動させてください。




②追肥



間引いてから一週間後に、さらに大きく育てるために、園芸化成を10g以下与えます。

必ず、あげすぎないでくださいね。


大きく育てたい!と思って、ここで肥料を沢山あげてしまうと、

「苦味」「えぐみ」の原因になってしまいます!

必ず10g以下でお願いします。




③収穫

草丈が20cm以上になったら、はさみを使って切り取ります。

収穫したその日のうちにいただくのが理想です。

効果盛り沢山の冬野菜、春菊を栽培してみましょう



冬野菜5


水菜と同じように、冬の葉野菜の代表、春菊は虫が特につきにくく育てやすいので、
合わせて栽培してみるといいですよ。


「今日は仕事で遅くなっちゃったし、買い置きしてあるお肉のスライスと一緒にお鍋に
しよう!」なんていう日が、一週間のうちで2回はある我が家。


家で育てていれば、

お腹をすかせて帰ってくる家族を「ちょっと買い物に行って来るね」と、
待たせずに、すぐに調理に、取り掛かれるのも嬉しいです。


なんていったって、新鮮ですからね。



栄養豊富な葉野菜、


ホウレンソウに匹敵するほど、抗発ガン作用のあるカロテンが豊富で、

不足しやすいビタミンCやカルシウム、鉄分も豊富、

美髪効果や視力維持、骨強化、風邪予防と、


いろんな効果が期待される優等生野菜



健康管理にはもってこいの冬野菜ですね。



<春菊の栽培方法>


◎用意するもの

・種

大場種、中葉種、小葉種とありますが、「きわめ中葉春菊」または「中葉春菊」は、
側枝の分岐が少なく、茎が伸びやすい「摘み取り型」で、
日本でよく育てられているのは中葉種です。

きわめ中葉春菊は、寒さに強く低温伸長性があり、葉も濃い緑色をしています。
どちらも収穫量が多いので、おすすめの品種です。

・プランター 深さ15cmのものがお勧め

・市販品 培養土 「野菜の土」

・底石



プランターの水はけを良くする為に、底石を底が見えなくなる程度敷き詰めます。

ウォーターベースを3~5cm残して用土を入れます。

プランターの底から水が流れ出るまでたっぷりと水をかけてあげます。



これで、土の準備は完了です。




① 種まき(は種)

春蒔きは4月~5月、秋蒔きは、9月~10月上旬に蒔きます。

深さ5~8mmの種まき溝を、10cm幅で2本作ったら、
1cm間隔で、種を蒔いていきます。

春菊の種は、好光性種子(光発芽種子)といい、光が当たらないと発芽しません。


春菊を発芽させるポイントは、覆土はごく薄くかけるという所です。
発芽しにくいので、多めに蒔くのもいいでしょう。

水は、勢いよく与えると、種が流れてしまうので、注意しましょう。

発芽するまでは、直射日光は避けて、日陰で保管します。




②間引き

一週間ほどで発芽するので、本葉が1~2枚になったら、
弱い葉を残し、3cm間隔で間引きします。

その後、本葉が4~5枚になったら、2回目の間引きをします。
5~6cm間隔で、間引いていきます。

芽の元気がない場合は、根が弱っているかもしれません。

割り箸などで、周りの土を少し耕してあげると、
空気が入って、元気になることがあります。



③追肥

20日おきに4回追肥します。

「花と野菜の肥料」をプランターの両脇に10g与えたら、土で覆います。

ビニールトンネルで覆い、寒さ対策をすれば、さらに大きく成長します。
中が蒸れるようなら、日中は片方のすそを2~3cm上げておくといいでしょう。

水遣りは、必ず午前中に。
夜に与えると、寒さで根が傷んでしまうからです。




④収穫

本葉が10枚になったころ、下から3~4枚を残してはさみで収穫します。
わき芽が成長すれば、再度収穫できます。

早い時期の葉の摘み取りや、採り過ぎは、成長を遅くしてしまうので、慎重に。

時々、土の表面を、割り箸で耕して、空気を含ませてあげることも大切です。

また、成長が遅いものは、間引いて頂きましょう。

収穫しながら20日ごとに追肥をすれば、種まきから半年ほどもの間、
成長を楽しみ収穫することができます。



なんて、コスパのいい冬野菜なんでしょう!
これはもう、栽培するしかないですね!




水菜、春菊どちらも間引いたものは、ボウルにたっぷりのお水をはった中で洗います。

箸でつつきながら、振り洗いを何度か繰り返すと、きれいに土が落とせます。



お味噌汁の具にしたり、納豆や卵焼きに入れても彩がよくていいですよ。


成長して収穫したものは、お鍋だけじゃなく、湯がいてピーナツ和えにしたり、
天ぷら、茎が細くてまだ若い部分はサラダにしても、
独特の風味がこってりした肉料理などを食べた後の口直しにピッタリです。


まとめ



1. 冬野菜の栽培すれば、

   コスパが良く、新鮮な野菜でパパッとお鍋料理ができちゃいます。

2. 葉野菜は、肥料を与えすぎると、

   「苦味」「えぐみ」が出るので、適量を守るのが大事です。

4. 水菜の栽培方法

5. 春菊の栽培方法



忙しい日が続くと、
仕事の後の夕飯準備は、とりあえずあるもので済ませたい!というのが私の本音。

買い物へ行く時間だけでも減らして、
その分、家族との会話や、リラックスする時間にあてたいですよね。


栄養たっぷりな冬野菜の栽培といえば、
水菜、春菊という事が、お分かりいただけたでしょうか?

面倒なのは、種まきするときの手間くらい。

あとは、追肥を忘れないように、カレンダーに書き込んでおけば、
かなり長い間収穫ができて、とってもありがたい存在になってくれますよ。



さぁ、今から昼ごはんの準備。

今日はうどんに、採れたて水菜をたっぷり入れようかな。


これがシャキシャキしておいしいんですよ。

鍋料理だけじゃなく、いろいろアレンジして、
冬野菜の栄養をたっぷり摂って、この冬を乗り切りましょう。




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