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最近の100均は、少し前までの「ダサい」「安っぽい」というイメージではなく、おしゃれで質も悪くない物がたくさん並んでいます。

そしてそれにひと手間かけて、リメイクを楽しんでいる人もたくさんいます。


ただ、雑誌の特集やブログでみると、
素材は100均だけど、大がかりな道具を使っていたり、高度なDIY技術が必要だったり、とちょっと敷居の高い物も多いんですよね。


最近、100均リメイクの楽しさに目覚めた私としては、初心者のうちはもう少し手軽でゆるい感じのリメイクを楽しみたいのが本音です。

基本的に、金づち、のこぎりは使わないリメイク技をご紹介します。

手っ取り早くリメイクするなら「貼る」技を


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特別なテクニックを必要とせず、手っ取り早く簡単にリメイクするならマスキングテープやシール、ステッカーなどが便利です。


特に転写シールは、凹凸のないつるりとした物に貼るなら、初めから印刷したかのような仕上がりになります。

絵心がないけれど、
おしゃれにリメイクしたいという人には、ぜひ使っていただきたいアイテムです。


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マスキングテープもリメイクビギナーさんなら、文具などの小さな物をちょっと変身させるのに最適です。


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もう少し慣れてくると、こんなスイッチカバーのリメイクもできちゃいます。

ただ柄合わせのテクニックはちょっと必要になってくるかもしれません。


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ナチュラルな雰囲気がお好みの方や、マスキングテープの柄合わせをちまちまやるのが面倒くさい、という方にはリメイクシートを使うという手もあります。


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リメイクシートは、
キッチンの模様替えなどかなり大がかりなリメイクにも使われますが、小さい物にも使えます。


ただ、シートによっては空気が入りやすくて皺がよってしまうこともあるので、端から少しずつ丁寧に貼っていくテクニックと根気が必要です。

柄のバリエーションはマスキングテープに軍配があがるので、用途に合わせて選んでください。


マスキングテープや転写シールはシーズンごとに新しい物が出るので、100均ショップに行ったら要チェックです。

「塗る」と「貼る」の併せ技でさらにおしゃれに



「貼る」以外の手軽にできるリメイク技に「塗る」方法があります。

これは細かい物ならアクリル絵の具を、面積の大きい物ならアクリルスプレーをおすすめします。


ただ、アクリル絵の具をほぼ原液のまま塗って、ぼってりとした質感を楽しむというテクニックもあるので、こちらもお好みで使い分けてください。


この「塗る」テクニックは、先にご紹介した「貼る」テクニックと併せて、さらにおしゃれな雑貨にリメイクすることができます。




その代表例の一つが「リメイク缶」、100均ブロガーの方々は「リメ缶」と称しています。


要は空き缶をペイントした後、
ラベルを貼ったり、デコパージュを施したりしてリメイクした物です。


小物入れやペン立てとして使われることも多いけれど、一番多いと思われるのが多肉植物の鉢カバーとして使われるケースです。


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こんなふうにすっきりおしゃれな物から


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こんなふうにビンテージ感覚あふれる物まで作ることができます。

「塗る&貼る」の併せ技にはこんな効果も


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上の写真のように缶が波打っているような場合は、アクリル絵の具よりもスプレー缶でペイントした方がムラもなく、きれいに塗れると思います。


スプレー缶でペイントしてもムラになりそう、もしくはなってしまった方、いらっしゃいますか?


はい、私も同じくです。

おかしいなあ? 均一になるようにきちんとスプレーしたのに。と、もう投げ出したくなる方もいるかもしれません。


でも心配ありません。
そのための「貼る」テクニックとの併せ技です。

ムラが目立つところにシールやステッカーを貼ればいいんです。


「それだけ?」と思われた方、それだけです。基本的には。



ただユーズド感覚やビンテージ感覚を出したい方がよく使う「汚し」と「シャビー」というテクニック、こちらもムラになったり均一に塗れなかったりしたときのリカバー方法として使えます。


やり方は簡単です。

汚しはペイントした缶の塗りムラが気になるところに、アクリル絵の具を含ませたスポンジ(色は黒か茶色がいいでしょう)をぽんぽんとたたいて色をのせていくだけ。

錆や劣化して汚れた感じを出します。


シャビーは塗料がはげた感じを出すために、下地の色を、上からやすりをかけることによって見せるだけ、の簡単なテクニックです。


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もっと凝りたいという方はラベルのふちを線香などであぶって、焦げた感じをだしたり、あえてラベルの端を破くのもいいでしょう。


ただ、リメ缶を作り慣れているブロガーさんとは違って、引き際がわからなくて上の写真のような「ユーズド感」を出すはずが、ただ汚くなっただけ、という経験をした私としては、やりすぎは禁物と声を大にして申し上げたいです。


ラベルは100均で売っている物を使ってもよいですし、PCのフリー素材からダウンロードして使ってもいいと思います。

ただフリー素材をダウンロードして使う場合は、プリントアウトした物をコンビニなどでコピーしてから使ってください。


インクジェットプリンタ対応のインクだと、水濡れに弱いので、コーティング剤を塗っても滲みます。

コンビニやスーパーなどでコピーした場合は、トナーを使っているので滲みにくいです。



また、紙ナプキンを使ってデコパージュを施す他には、マスキングテープという方法もあります。


マスキングテープは貼り直しもしやすいし、幅の太いおしゃれな物も売っているので、ビギナーさんや「自分は不器用だ」という方にはおすすめしたいアイテムです。

屋外でリメ缶を使う場合は、はがれないようにラベルの上からデコパージュ液、もしくは木工用ボンドを水で溶いた物を塗って乾いてからさらにアクリルスプレー缶の透明を吹き付けて補強するといいでしょう。

100均デコパージュでリメイク出来る雑貨いろいろ



前回までに何度も出てくる「デコパージュ」の単語、耳にした事のある方はけっこう多いと思います。


今さらな感じもしますが、「聞いたことはあるけれど、具体的にどんなものかは知らない」という方のために、ざっくり説明いたしますと、フランスの手芸方法のひとつで、紙や布地に描かれた絵を切り抜いて、コーティング剤を重ね塗りしてオリジナル小物を作っていく方法です。


コーティング剤はデコパージュ専用液を使います。

これは手芸用品店で大きな容器に入った物が売っていますが、100均でも少量サイズがダイソーやセリアなどの100均ショップで売っています。


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私は人様に差し上げる時には、デコパージュ専用液を使いますが、自宅で使う物だったり、初めてトライするもので練習用に作る場合には、もったいないので木工用ボンドを使っていますが、使用感はそれほど問題はありません。


100均素材でデコパージュといえば、石けんと上履きがリメイクの代表格です。


幼稚園に通うお子さんがいる方は「自分の上履きが一目でわかるように」と幼稚園用の上履きに紙ナプキンを使ってデコパージュします。


紙ナプキンの絵の一部を切り抜いて、布用デコパージュ専用液で上履きに接着させてから、仕上げ用のコーティング剤を重ね塗りします。


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紙ナプキンは薄いので、仕上がりは最初からプリントされているかのようです。

気になる強度ですが、デコパージュ専用液の仕上げ用を何度もコーティングすれば、洗っても大丈夫。
こんなに可愛い上履きをお母さんに作ってもらったら、お子さんも大喜びですよね。



デコパージュ石けんは手軽にできて、見栄えもいいのでリメイク好きの人たちの間で人気のある雑貨です。

ペーパーナプキンも同じ柄でも使う場所によって、まったく違う雰囲気のものになるのも、デコパージュ石けんの魅力の1つです。


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とはいえ、初心者にはちょっとした壁があります。

まず、石けんはいろいろな形がありますが、ビギナーは四角い物を選びましょう。



デコパージュ石けんは石けんの表面にデコパージュ専用液を塗ってから、そっと石けんの大きさに切った紙ナプキンを置いていくのですが、中心からゆっくりと丁寧に空気が入らないように指でナプキンを押さえて、放射線状に伸ばしていかないと、ナプキンに皺が寄ってしまいます。


ハート型や丸型、楕円形の石けんなどは、カーブが多い分、ナプキンと石けんの表面が接着しにくく、長方形の物よりもさらに皺がよりやすくなります。


リメイクビギナーは、ここでつい皺になりそうな部分を伸ばそうとして、こすり過ぎてしまいます。


こすり過ぎると、ナプキンは薄いので破けます。
これはデコパージュ石けんだけではなく、デコパージュ全体に言える話ですが、途中まではうまくいったのに、破けてしまうほど悲しい事はありません。


ある程度伸ばして、どうしても皺がよってしまうところは、「これもリメイクの味のうち」と割り切るか、マスキングテープなどを上に貼ってから、コーティング剤を重ね塗りしてリカバーするといいでしょう。



こんなふうにかわいらしくラッピングすればプレゼントにも使えます。


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実際、幼稚園などのバザーでは出品すると、すぐに売れてしまうようです。

こんなにきれいな石けんだと使うのがもったいなくて、ずっと飾っておきたくなりそう。

とはいっても、やっぱり紙ナプキンを皺にならないように広げて貼り付ける自信はない、と言う方は、マスキングテープを使ってみてはどうでしょうか?



マスキングテープも柄の組み合わせを考えて貼れば、こんなにおしゃれにデコパージュ石けんができます。


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ちょっと失敗したと思ったら貼り直しもできるので、気軽にトライできますよ。

代表格は、石けんと上履きの2つですが、デコパージュはいろいろなものに使えるリメイク技です。



基本的に接着する材質をあまり選ばないので、スマートフォンケースなどにも使えます。


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もう少し大きなものになると市販のウェットティッシュのケースにデコパージュしたりする方もいますね。


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貼り付ける物は確かに紙ナプキンは薄い分だけきれいに仕上がりますが、マスキングテープやステッカー、シール類、普通の紙ラベルなども使えます。

英字新聞などの包装紙をわざとちぎって、ユーズド感を演出しながら貼るのもおしゃれです。

「塗って」「貼って」を駆使すれば、リメイク雑貨は簡単



いかがでしたか?
私も不器用で家庭課と技術の成績はずっと2だったので、リメイクはしたいけど、あまりおおげさなことはしたくない、というより出来ません。


だったら出来る範囲内で、ゆる~く楽しめそうな初心者にも出来そうなリメイク技を集めてみました。

お店で売る商品を作るわけではなし、自分が作って飾って使って、楽しければそれでよしとしましょう。


大がかりなDIYを軽々とこなすブロガーさんには憧れますが、「塗る」技と「貼る」技を組み合わせて駆使すれば、けっこういろいろ出来ちゃうんです。


それに楽しみながらリメイクを続けているうちに、腕だって上がるかもしれません。
いつか、苦手だったミシンものこぎりも楽々と使いこなせるようになる日がくるかもしれません。


そんな日を夢見ながら、不器用や面倒くさがりを自認する方も、ぜひ簡単でお手軽な100均リメイクを一緒に楽しみましょう。




リーズナブルな雑貨で、豊かな暮らしを~
100均の安くて便利なオススメ雑貨をご紹介します!
最近の100均の雑貨は安くて便利!