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京都の文化。
茶道、華道、歌道、香道、京舞、能、歌舞伎、狂言。

他にもまだまだ沢山ありますが、
代表的なものを思い付くままに挙げてみました。

京都生まれ京都育ちの私ですが、
本格的にお茶やお花を習ったことはありません。

一度見たいなぁと思いつつ、なかなか機会がなくて、
歌舞伎もまだ見に行ったことがないです。

それでも、京都に生まれ育った私にとっては、
どれも身近なことばかり。
それはなぜでしょうか?

日常の中の伝統文化


嵐山を散歩していると、あちこちに小倉百人一首の歌碑がある。
お寺の茶室ではお茶会が開かれている。
近所の和菓子屋さんには生け花が飾られている。
節分には北野天満宮や千本釈迦堂で茂山家の皆さんが狂言を奉納され、豆撒きをされる。
祇園に食事で出かけると南座があり、時には歌舞伎役者さんと出くわすこともある。

普段の暮らしの中で伝統文化に触れる機会が多いのが京都。

日本初が多い


他府県の人には意外かも知れませんが、
京都人には「新しいもの好き」の一面があるんですよ。
長い間、都だった京都には、
その時代の最新流行のものが集まって来たそう。
つまり新しいものを受け入れる土壌があるということ。

「日本初の○○は京都」が多いのはそのせい。
日本初の小学校設立。
日本初の電車が走った。
日本初の商業用水力発電所稼動。
日本初の映写機による映画上映。
これ全部が京都なんですよ。

ちょっとビックリでしょ?
京都はかなり刺激的な街だったのですね。

ハイカラ文化


みなさん、きっと京都イコール和食のイメージですよね?
ところが京都人が外食に出かけて食べるのは、フレンチやイタリアン。

わざわざ外で和食を食べないよね。
そもそも本格的な懐石料理って食べたことある?

湯豆腐屋さんに行ってるのは、みんな観光客でしょ。
意外とこんなものです。

コーヒー

実は京都はコーヒー豆の購入率が日本一。
コーヒー文化も京都の特徴じゃないかな。

老舗のコーヒーショップ「前田珈琲」「イノダコーヒ」
レトロな喫茶店「喫茶ソワレ」「フランソワ喫茶室」「六曜社」
そういえば、常連さんは年配の方が多い。

朝からゆっくりとコーヒーを飲みながら新聞を読んで、
くつろいでいらっしゃる姿をよく見かけます。

そして、パンの購入率も日本一。
地元では知らない人はいない有名なパン屋さん「進々堂」「志津屋」を始め、
確かにパン屋さんはやたらと多い。

スーパーのパン売り場の面積もやたらと広いです。
これにはちゃんと理由があるみたい。
新しいもの好きによって、神戸からパンが持ち込まれました。

京都は昔から職人が多い街。
忙しい職人が手早く食べられるパンを好んで食べるようになったため、
パン食が広まったそうです。

京都検定


京都の文化をもっと知りたい。
そんな人は「京都・観光文化検定」に挑戦してみては?

文化だけでなく、歴史・神社・寺院・祭り・行事など、
「京都通」を認定する試験。
今年は12月13日(日)に実施の予定ですよ。
イマドキはこんなアプリで勉強も出来るんだって!



ずっと変わらない部分と、変わり行く部分がうまく共存している。
新旧の文化が日常生活に自然と息づいている。
それが京都の魅力なのかな。

この街に住んでいると、そんなこと当たり前すぎて、
案外気付かないのかも知れませんね。