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こんにちは!



外国生活なんて興味もなければむしろ避けたいほどだった私に
突然ふりかかった主人の駐在話。


突然といえども、いつかあることは分かっていたのですが、
やはり心の準備はできませんでした。



びくびくしながら始まったアメリカ生活。


日本に帰りたい、と何度思ったことでしょう。


イギリス生活が知りたい方はこちらもチェック!
「イギリス在住の私が語る、海外暮らしで大変なことベスト3!!」


そんな私も、思い返せば駐在生活は良い経験でした。



今日は私が考える、「日本に帰りたい」時の対処法をお話します!




そもそも日本に帰りたい理由って!?




駐在妻生活を始めると、何度となく日本に帰りたい
と思うようになると思います。



好きで外国に住む人だって、おそらく何度も壁にぶち当たりますから、
当然のことです。


がむしゃらに適応しようとしてきて、慣れてきた頃に
ふと日本に帰りたくなるのは、


1ヶ月後、3ヶ月後、半年後など、何度も経験するかもしれません。



英語が堪能に見える人でも、相手の言っていることの半分ぐらいは
聞き取れていなくてニュアンスで会話がなり立っていたり、


こちらの細かいニュアンスが通じなくて悔しい思いをしたりする
ことはよくあること。



ましてや駐在妻は必ずしも自分の意思で来たのではないのですから、

現地の生活についていけなくて当然です。



でも駐在妻の方が日本に帰りたい理由はそれぞれあると思うのです。


状況や性格、考え方、価値観…全く異なる駐在妻たち。



日本に帰りたい」の言葉の中に、
それぞれいろいろな思いや葛藤、悩みが隠れているはず。



なぜ、自分が日本に帰りたいと思うのか、まずは冷静になって考えてみましょう。



今日は、日本に帰りたい理由別に対処法を考えてみたいと思います。




現地の生活に不適応。日本が恋しい!




駐在生活では、言葉の壁をはじめ、
生活全てに不適応を起こしてしまうことがあるでしょう。


買い物がまともに出来ない、左ハンドルが怖い、病院に行きたくない…
あげたらキリがないです。



例えば、私の住んでいた地域は車が必須。

車移動が生活の基本です。


移動距離の問題もありますが、
歩いていると目立ってしまうため、治安の観点からも車です。



私は幸いにも、日本では車の運転に慣れていました。


道の問題や左ハンドルの問題、交通ルールの問題などはあれど、
駐在先のアメリカで車の運転をするのは割とすぐに慣れました。



でも、中にはいるんですよ、

そもそも日本でも車を運転したことがなかった人とか。



そして、現地では無料の高速道路が発達しています。


何処へ行くにも遠いから時間がかかるため、高速道路を使わない手はなかったのですが、

高速道路が怖くて使えない、という駐在妻の方は本当にたくさんいました。



確かに5車線とかあるのが普通で、出口や入口などの表示もわかりにくく、
日本の高速道路よりかなり難易度は高いです。


限速度も日本より早いし、大きくて運転の荒い車ばかり。


不安だらけですよね。



私は高速道路を使っていましたが、怖ければ使わなくて大丈夫



時間をかければ下道で行けるわけです。


さすがに車の運転を絶対にしない、というのはかなり難しい町でしたが、
高速道路の運転はできなくたって生きてはいけます。



ちなみに左ハンドル右車線の運転が怖い方。こちらの動画で感覚だけでもつかんでみては?



現地の生活に馴染めないのは当前。

無理に馴染もうと思っていませんか?


開き直って日本漬けの生活をしても良いと思うのです。




例えば日本の味が恋しくなります。

美味しい日本食屋さんがあればお金はかかっても通ってもいいと思います。



手に入る限り食材は日本のものに。


日系スーパーの他、韓国系や中国系のマーケットにも
日本の物の取り扱いがあるので探してみましょう。


日本のものは高いですが、それで美味しい食事ができるのなら良いじゃないですか!



テレビも日本のチャンネルを取り付けたり、インターネットで日本の動画を探したり。


もちろん、100%日本にすることは出来ません。

現地のスーパーだって、行かなければ恐らく生きていけませんよね。



最低限のところだけ頑張って、あとは日本の、馴染みの環境を用意するのです。




私は使い慣れたiPhoneを買いました。初期設定はもちろん英語。

それを日本語の設定にし、お天気画面の気温などの単位も日本のものにしました。



「少しでも英語環境に自分を置こう」、と頑張れるのならば頑張れば良いのですが、
そこで頑張りすぎてストレスをためてしまうぐらいなら、



使い慣れた日本語表示のiPhoneで生活していくのは悪いことではありません。



そういう意味では、引越しに持っていく物の中に、見慣れた時計や写真立て、

馴染んだブランケットなど、現地でも手に入るような物も持っていくといいですよ!




特にお気に入りじゃなくても、手元にあるだけで落ち着きます



航空便などの第一便や、手持ちなど、
なるべく荷物の量を厳選しなければならない物の中にも、


そういう「ほっ」とするものを一つや二つ入れておくことは役立ちます!




また、小さなことでもストレスが減るならば、
日本からいろいろな物を取り寄せるのも手



例えばラップ。もちろんラップはアメリカにはありますが、
日本のものとは比べ物にならないぐらい使いにくい。


使う前に、くっついてしまって剥がすのに一苦労。はがせたと思ったらすぐ破れる。


そのくせ、かぶせたいものにはくっつかない。

野菜にも、食器にも、うまくくっつかなくてラップ出来ない。


ラップをしてレンジにかけたらヘロヘロになってしまう…



ストレスがたまります。


ラップごとき、ではないのです。ラップなど、日常的に使うものだからこそ、

ストレスの少ないものを取り入れるのが良いのです。



イライラではおさまらず、


「だからやっぱり日本がいい。日本に帰りたい…。」と辛い気持ちになり、
不適応感が高まってしまいます。



ちなみに私はしばらくオムツを取り寄せていました。

かさばる上にすぐなくなる物なので、全く効率はよくありません。




でも、アメリカにははかせるタイプの赤ちゃん用オムツがなかったのです。



3ヶ月で寝返りをしてしまい、
一瞬たりとも止まっていない、体をすぐにひねってしまう娘に、


今更テープタイプのオムツを使うというのは、
困難どころか、二人がかりでやらないと不可能でした…。



アメリカのパンツタイプのものが使えるようになるまでの
短い期間ではありましたが、


家にお願いしてたくさんオムツを送ってもらいましたよ。




日本に置いていかれる疎外感



2-2



私の場合、家族や友人たちに、
子どもの成長を伝えるためにフェイスブックを始めました。


フェイスブックを始めると、友達になった相手の投稿なども
自動的に見られるようになります。

娘と月齢が同じお友達の成長も見られて便利でした。



でも、日本の友達が行ったイベント、食べたもの、行ったお店、見たテレビ…

そういうものを眺めていると、


「羨ましい」、「日本に帰りたい」という気持ちに駆られることがあります。




例えばお花見。満開の桜の中で楽しくしている写真などを見ると、


「今頃日本にいたら私だって…」
「子どもに満開の桜を見せてあげたいな…今だったら喜ぶだろうな…」

などと思います。



花火大会もそう。


映画や子供向けのイベントもそう。



行きたい、羨ましいだけならまだしも、
子供に連れていけなくて申し訳ない気持ちすら出てきてしまいます。


仲の良い友人同士が会っていた投稿を見ると、
自分もそこに混じりたい気持ちにもなります。



取り残された疎外感のようなものも感じます。




それから温泉なんて、羨ましくて羨ましくて…。

その他、好きなアーティストのライブに行った話、東京ディズニーランドに行った話、
お台場に行った話など、あげたらキリがありません。



実際に自分が日本に住んでいたとしても、
参加出来ないものの方が多いのですが、それはそれ。


日本に帰りたいモードの時は、


「アメリカにいる限りは日本のイベントが楽しめない」、
「日本にいたら、行けたかもしれないのに」

…という気持ちに支配されてしまうのです。



この対処法として考えられるのは二つ!


一つ目はそういう日本の情報を遮断すること!



フェイスブックなどを見ていると、日本に帰りたくなり、
さらにはネガティブな気持ちでいっぱいになることがあります。




そんな時はチェックしないという手もあります。



友達の記事が自動的に表示されるのではなく、
選択的に見られるように設定を変更するのもありですね。



それから二つ目は、開き直って現地の生活に目を向けること。


現地には現地にしか出来ない体験が転がっています。


駐在中は、夫が長期休みを取りやすい環境にあったので、
旅行を楽しむこともできました。


サーカスやロデオなどのイベントもありました。

メジャーリーグを見に行って日本人選手を応援することもありました。




アパートは広いプールが標準でついているので、
時には貸切状態で大きなプールを楽しむことも出来ました。


クリスマスやハロウィンは本場なので、日本とは規模の違う楽しみ方ができました。




現地にいるからできること」、「日本にいたら出来ないこと」に目を向けるのです。



臆病であまり行動範囲を広げられない性格の駐在妻さんでも、

家族単位や友人との行動ならば、外の世界が楽しみやすいのではないでしょうか。




駐在妻仲間が苦手



私には当てはまらないことなのですが、駐在妻の悩みとして定番のものですね。

駐在妻の仲間が苦手。


日本人の駐在妻同士、助け合うことが出来る一方、その集まりが苦手という方も。



夫の会社の奥様の集まりだったりすると、

苦手とはいえ顔を出さないわけにもいきません。



また、海外の土地だとどうしても世界が狭くなります。


私が住んでいた地域にも、大都会のように日本人が多すぎるということもなく…


友人の友人は友人だった、というような狭い世界にいたので、
あまり下手なことは出来ませんでした。



会社によっては月1で会社の奥様同士の集まりがあり、

幹事は当番制で回す、会費はポチ袋に入れなければならない、


などの厳しい決まりがあると聞きました。



それ以外にも、パーティへの参加が義務付けられていて、

それには子供を連れてはいけない、という会社があったり。



それでなくとも、趣味の会みたいなものがあったり、
お茶会に誘われたり、ということもあるかもしれません。




自分はあまり関係なくても、集団の中に会社の上下関係が存在する

奥様同士がいたりすると、


気をつかうこともありますよね。



一人二人、気の合う人を見つけられたとしても、

駐在妻はいついなくなるかわかりません。


集団のメンバーの入れ替わりが激しいのも駐在妻集団の特徴ですよね。




日本にさえいれば、バリバリ働けるのに。


ここでは煩わしい日本人同士の集まりに行かなければならず、気が重い…馴染めない、

日本に帰りたい…という方もいることでしょう。


これらについては…最低限、ある程度は
「仕事」と割り切って参加するしかないと思います。



奥様同士の関係はご主人の仕事に影響することもあるので、ご主人に相談して、
どのような態度に出るか、というのを決めるのもありです。



私の場合、夫が会社の中で一番下っ端で年下で、夫の考え方としては、

一番下がきっちりと気をつかい、あまりお世話にはならないようにしなければならない、


という感じだったので、



会社関係の奥様とは、仲良くしつつも礼儀を忘れないよう、

一定の距離を置いていました。




その他のところで、自分の時間を充実させましょう。

現地で習い事をしたり、趣味の会に参加したり、週5で学校に通うというのもありです。



周囲から「忙しそう」と思われた方が、煩わしい会に参加しなくてすみますし、
自分の世界が広がりますよ。



ただし、狭い日本人の社会、


完全に孤立してしまうと自分にも家族にもよくない場合がありますので、

最低限のところで顔を出し、印象を悪くしないようにしておく方が無難だと思います。




日本に帰りたい駐在妻の対処法まとめ



1、 まずはなぜ日本に帰りたいのかその理由を考える

2、 現地の生活に馴染めないのなら可能な限り日本漬けの環境にするのもOK

3、 日本の友人や日本の生活への羨ましさが中心ならば、
情報を遮断して現地の生活に目を向ける

4、 駐在妻仲間の集まりが苦手な場合、現地で自分の世界を見つける




どうしてもダメならもちろん日本に帰ることも対処法の一つですが、


まずは理由を分析して、それに合った対処法を考えてくださいね!