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アメリカ出産準備手続き

アメリカでの出産を控えている、または、その可能性がある皆様。
漠然とした不安を抱えていませんか?



私はいろいろな不安がありました。



二人目とはいえ、そもそも出産そのものに対する不安もあるのに、何しろ言葉の通じない、そして勝手のわからない異国の地。

出産自体にも様々なパターンが考えられる分、何に対してどんな準備をどれだけすれば良いのか…



今日は、そんなアメリカでの出産を経験した私が、アメリカで出産する際に必要な準備や手続きについて、体験談をお話したいと思います!



アメリカでの赤ちゃん準備品は?


アメリカで赤ちゃんが生まれる前に、事前に準備しておくべきものは何でしょう?



これに関しては、基本的には日本と特に変わりありません。



そんなこと言われても、初産だからそもそも日本の準備品もわからない…と思った方もいらっしゃるかもしれませんね!



大丈夫。赤ちゃんを迎えるための準備品については、日本語のサイトでたくさん情報を得ることが出来ます。
基本的にはそれを参考にすれば大丈夫!
季節別になっているものが多いので、そちらの気候に合わせて考えてみてくださいね。
⇒出産準備リスト決定版!!4人産んだママが買って損したモノを公開する


そうは言っても、注意点がいくつかあります。


一つ目は、赤ちゃんの服のサイズ。



日本では50~70あたりで揃えるのが一般的かと思います。
私は一人目の時は、60~70あたりのつなぎの服を数枚そろえて、7ヶ月ぐらいまで買い足しせずに着倒しました。



アメリカのベビー服はサイズが豊富です。まずNewbornサイズ。文字通り新生児用です。その後も、1monthや3month、0~3monthなど、小さめのサイズがたくさん。


これが本当に小さくて、基本は書いてある通りの月齢でしか着られません。
買い過ぎないように注意してくださいね!



それから肌着。日本のサイトには短肌着、長肌着、コンビ肌着、などの記載がありますが、アメリカにはそういった形状のものはほぼないと思います。
そして首が座らない時でも頭からかぶせるロンパースタイプの肌着が主流。
これは慣れると大した問題ではありませんでしたよ!



それから靴文化のアメリカだからでしょうか、足の先までつながったタイプの服がたくさんあります。
かわいいですが、バタバタさせている赤ちゃんの足を、先まで入れる、というのは至難の技。服自体はまだ着られるのに、足が入らない、という自体も生じましたし、やはり裸足になることで体温調節をしていると考える私としては、足の先まであるタイプの服は不要でした。



ここでアメリカのベビー服やマタニティ服を紹介している動画を見つけました。
うん、概ねこんな感じだと思います、まさに。
興味がある方は見てみてくださいね!



アメリカではチャイルドシートの準備は必須です。
日本でも準備リストにのっていることがほとんどだと思いますが、アメリカではチャイルドシート装着の義務は日本よりも厳しいので要注意。


アメリカでは、チャイルドシートに乗せていないことが警察に見つかったら「虐待」ということで子供を連れて行かれる(子供が保護される、ということ)という話も聞いたことがあるほど。


ベビーカーとドッキング出来るタイプのものもたくさんあるので、合わせて見てみてくださいね!
ちなみにアメリカではチャイルドシートはカーシート、ベビーカーはストローラーと言いますよ。

アメリカの出産での必須手続きとは?


アメリカの出産準備において、日本と大きく違うのがこの手続き


アメリカでは基本的にはホームドクターを決め、何があってもまずはホームドクターに予約の上かかります。
予約なしで初めての病院に行って、「診察券はお持ちですか?」「あ、初めてなんです~。」なんてやりとりはありえません。


つまり赤ちゃんのホームドクターも探しておかなければならないのです。
それは生まれる前から決めておくのがベター。


というのも、アメリカでは赤ちゃんは産まれた瞬間から小児科の管轄になります。
産婦人科医はあくまで母親のドクター。
入院中でさえ、赤ちゃんを見てくれるのは小児科のドクターなのです。


病院によっていろいろなパターンがあると思いますが、赤ちゃんが産まれたら、予め手続きしておいたホームドクターが病院に来てくれる仕組みになっています。(出産する病院とは遠すぎたりして不可能な場合は、恐らく出産する病院が小児科医を準備してくれると思います。)



我が家の場合は、同じ敷地内の病院にある小児科のドクターに予め手続きしておきました。
入院中に来てくれたのは指名したドクターではありませんでしたが、その小児科から来てくれました。



さらに、小児科医が必要なのは入院中だけではありません。
アメリカのお産に関する入院期間を知っていますか?
なんと、基本的には1日か2日です。

そんなに早く退院して、赤ちゃんに後で異常が見つかったらどうするの?なんて思っていましたが「退院の2日後には小児科へ来てくださいね。」と言われ、退院早々病院予約の手続き。日本では入院中に見てもらえる部分が通院するハメになるのです。
そして初めての外来の健診の際に、「次回は生後7日~10日の間に来てください。」とのこと。


いやいや。マジですか、笑。


実は私は帝王切開になり、3日間入院していました。
その2日後、つまり生後5日目が初の外来受診。それでその次は生後7日~10日の間…。



とにかくアメリカでは、産まれたらすぐにお世話になるのが小児科医です。
事前に決めてちゃんと手続きしておきましょう。



具体的な手続きの方法ですが、小児科のホームページなどにアプリケーションフォームというものがあって、そちらに必要事項を記入して送信すれば良いと思います。

ちゃんと新生児用のフォームがありました。
突然フォームを送れば良いのか、その前にメールなどでの打診が必要なのか…。
病院や状況によって手続きが違うと思いますので、詳しくは小児科のホームページを見てください。

病院への手続きって?


日本では産院が不足しているということで、妊娠が分かったら分娩予約をしなければならない!という印象がありますが、アメリカではそういうことはありません。


我が家は妊娠後期になり、ドクターから言われてようやく出産予定の病院に予約手続きに行きました。
手続きの際には両親の名前や連絡先、出産予定日の他、SSNや、担当ドクター、担当小児科医の情報、保険の情報などを登録します。

ここできっちり登録手続きしてあるため、出産時にはこちらが特に何も言わなくとも、担当ドクターや小児科医に連絡が行き、事が運ぶのです。


その後、何が書いてあるのかわかりませんが、いろいろなところにサインをさせられました。
あれが例え日本語だとしても、いちいち目を通していられないほど膨大な量の文章でした。サインしないと予約出来ないので、「ここ」「ここ」と言われるがままに、夫婦でサインした覚えがあります。
訴訟の国アメリカだからでしょうかね。


結局予約手続きだけで30分近くかかったかもしれません。



ちなみに予約の際に病院ツアーの案内もありました。
病院ツアーとは、事前に入院時の説明を聞いたり実際に部屋などを見学するツアーです。


我々もその場でツアーへの参加手続きをしました。
英語で私はわからないでしょうが、そこで入院の際に必要なリストをもらえると聞いていたので、重要だと判断したのです。


日本とは医療費の事情が異なるアメリカでの出産、その前にぜひとも確認しておきたい、アメリカでの出産費用や保険については、こちら。
⇒アメリカで出産!費用は!?保険がややこしすぎて要注意なワケとは

入院時の持ち物


さて、先程ご紹介した病院ツアー。噂通り、持ち物リストを配ってもらいました。
実際のリストがこちらです。

アメリカ出産準備手続き


わかりますでしょうか?
まず一番上に来ているのが、「白くないカバーに入った枕」。


なぜ?笑


ツアーでは処置室や入院する部屋なども見て回ります。
枕は部屋にいくつもありました。だからお気に入りの枕が必要な場合、ということでしょう。
カバーが白NGなのは、病室内にあるリネンがすべて白だからです。白いと紛らわしくて洗濯の人が持って行ってしまうかもしれませんからね。



そしてリストの二番目にはポータブルの音楽プレーヤーやDVDが続きます。
アメリカでは無痛分娩が主流。
無痛の麻酔を打ってしまってからはひたすらベッドに寝ているだけです。下半身に麻酔がかかっているので、立つことも出来ません。
そしてそこから、実際に生まれるまでに時間がかかる場合もあるのでしょう。
その際の暇つぶしグッズ、というところでしょうか…。
日本ではなかなか考えにくいお産ですよね。


いずれにせよ、何を持っていけばいいか、心配しているところだったのに、まずあげられるアイテムがこれで良いのかと、驚きです。

リップやキャンディなどは、陣痛中の戦い方として、まぁなくはないとして、

その後ゲーム、カード、本、雑誌、と続くこのリスト…。
どれが重要事項なのでしょうか。
せめて系統立って書いて欲しいところです。
この辺りの適当さがかなりアメリカっぽいです。



結局、本質的に重要かな、と思うものは比較的下の方に書かれています。

汚れても構わない下着、授乳ブラ、授乳服、洗面用具、赤ちゃんの服、おくるみ、チャイルドシート、ママ用の退院時の服…


特に変わったものはないと思います。
日本でよく言われる産褥ショーツや産褥パッド系のものは、基本的に使い捨ての紙のものを病院から与えられていました。オムツやおしりふきも同様です。
パジャマも特に用意していません。
スリッパもあったような…??


アメリカでは入院日数が少ないのでそれほど大荷物にはなりません。
日本のように個人のものを洗濯してもらうサービスなどはないですが、使い捨てのものを使っているので特に問題もありません。
授乳ブラもつけてなかったかも。


だから、基本的には退院時に必要なものさえそろっていれば大丈夫ですよ。

念のためにSSNを控えておくか覚えておき、保険情報やIDカードはあったほうが良いかも。私はIDを忘れていったので夫が取りにいくハメになりました。



あと、これはかなり個人的な問題なのですが、
アメリカの薬、サイズが大きすぎて飲めません、笑。


アメリカでは妊娠中にもビタミンを処方されるのですが、私はどう頑張っても飲めずに、飲むのをやめてしまいました。
どう頑張っても水ばかりが喉を通ってお腹はタプタプになるし、そのせいでビタミン剤がやぶれてしまうという、かなり悲惨な戦いを数週間は頑張って続けたんですが。


入院時もいろいろな薬を処方され、その場で飲むように指示されたりします。
これがかなり苦行だったのですが、これをいとも簡単に解決してくれたのがストローでした。
ストローで一気飲みすることで、上を向かずにストレートに口の奥の方に液体が広がります。
このため、薬が液体に浮いて回転する暇もなく水と一緒に飲み込めたのです!



というわけで、心当たりのある方はストローの準備はおすすめしますよ!
私は第一子の際にお世話になった、ペットボトルにつけられるキャップ付きのストロー持参。
アメリカのペットボトルでは微妙に噛み合わず、漏れる可能性があったので、日系スーパーで日本のペットボトル飲料を購入して挑みました。
薬に役立つとは知りませんでしたが、この持ち物は大正解でした。



妊娠中もそうですが、入院中も日本の味が恋しくなりますから、手に入るなら日本の飴やお菓子などを準備しておくのはかなり良いと思います。
私は、食べごたえがあって保存もきくお魚ソーセージにお世話になりました!


入院中の食事は、基本的にはメニューがあって、自分が電話をして注文するというシステムでした。
ピザやパンケーキにハンバーガー、ケーキやクッキー…これが病院食とは、しかも自分で選ぶなんて、思いつきもしないことですが。この辺りもさすがアメリカです。

入院中に食べたいものは意外と日本の味だったりもするので、お菓子だけでも持っておくと、欲しくなった時にいいですよ。もちろんアメリカンな味でOKならば問題ないですが、笑。

アメリカで出産する際の準備・手続きまとめ


1. 服のサイズに注意
2. 小児科医を事前に決める
3. 病院予約手続きは書類に大量のサインが必要で時間がかかる
4. 入院時の持ち物。ストローや日本のおかしなどが大活躍

アメリカでの出産は楽しい、楽だ、とよく聞きます。
私は残念ながら帝王切開になってしまったので楽ではありませんでしたが、
言葉の面も含め、なんとかなるものです。
しっかり準備をして、アメリカでの出産や育児を楽しんでくださいね!


アメリカで出産するなら、赤ちゃんの国籍についてもおさえておきたい知識があります。国籍に関する手続き、ぜひ参考にしてみてくださいね。
⇒アメリカで出産した私が国籍について解説!気になる手続きの注意点

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