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アメリカ駐在妻

こんにちは!アメリカでいわゆる「駐在妻」として丸2年過ごした経験を持つひなです!


みなさんは駐在妻にどんなイメージを持っていますか?

これから駐在生活を控えているかもしれない方々、どんな不安がありますか?

そもそも「駐在妻」って普段どんな生活をしているのか…


今日はそんな疑問に経験者の私がお答えします!

アメリカ駐在妻。子持ちの集まり


アメリカ駐在するため日本を離れたのは娘がちょうど生後8ヶ月になった日でした。
そう、昼夜お世話の必要な赤ちゃんとともに渡米したのです。
というわけで、駐在妻の私の仕事はどこにいても同じ、子育て。着替えさせ、離乳食を準備し、おもちゃで遊び、授乳、オムツ交換、昼寝させ、合間に自分のことや家の片付けをする…


それだけでいくらでも時間は経ってしまうので、それがどこなのかはあまり関係なかったです。
この辺りの過ごし方は、子どもがいるかいないかで大きく変わると思います。


生活に慣れ始め、日本人の子連れ友達が増えると、週1回は友達の家に集まっていました。私はアメリカのテキサス州に住んでいましたが、テキサスは広大な土地があり、家もものすごく広いです。
特に仲良くなった駐在妻のお友達は一軒家に住んでいたので、本当に広くて、子どもが何人集まっても大丈夫でした。


おもちゃの数も膨大です。日本にある児童館には負けないぐらいかもしれません。
広いリビングにもおもちゃがあれば、ひと部屋はプレイルームとして用意されているのです。

子供たちはおもちゃに夢中、大人たちは、それぞれ子どもの相手をしながら優雅にティータイムです。

子どもが少しずつ成長し、子ども同士で遊べるようになってくると、
親は一緒にハンドメイドを楽しんだり、お菓子作りをしたり、持ち寄りパーティーなどを楽しみました。


しがらみのない、心から信頼し合える友人同士だったので、この集まりは本当に楽しかったです。


私自身はハンドメイドが好きだったので、教える側になることもあれば、パティシエさんだったり、調理師だったりと、みんなちょっと職人っぽかったので、料理やお菓子作りを教えてもらう良い機会でした。



駐在妻には、仕事もやることも特になく、ひたすら余暇を楽しむという優雅な生活をしているというイメージがある方もいらっしゃるかもしれません。
私たちの集まりを見てもそう思われる方もいることでしょう。


でも逆にこの時間がなければきつかったと思います。


これは子どもさんのタイプにもよると思うのですが、私の娘は本当に激しくよく動く子でした。
スーパーでの買い物さえ行くことが出来ないのです。
というのも、私の娘はじっと座っているということが絶対に出来ないタイプ。
お買い物カートからは立ち上がり、抜け出して脱走してしまいます。
手をつないで歩くこともできません。走ってどこかへ行ってしまいます。


こんな状態なので、気分転換にお出かけというわけにはいきませんでした。
一時のことなのですが、その一時というのが、アメリカで過ごした2年だったので、
そういう意味ではアメリカ生活をあまり謳歌できなかったとも言えます。


とはいえ、アメリカでは託児サービスが充実しています。
働いていなくても保育園に預けることもできますし(しかも週2などの形態もとれる)、託児サービスのあるジムなどに行っている人もいました。

子どもに振り回されるというのも自分で選んだ道なのでした。

アメリカで新しい趣味!


アメリカ駐在妻

私は基本的には子育てでいっぱいいっぱいだったこと、趣味を増やすよりも、やりたいことがあったのであまりやりませんでしたが、アメリカンクラフトやアイシングクッキー作りなど、新しい趣味を楽しんでいる人たちもいました!
アメリカではクラフト材料が安く手に入ることもあるので、この機会に趣味を広げてみると良いかもしれません。
かわいいお菓子の型や材料などもたくさんありますよ!

ハンドメイドやホームメイド好きの駐在妻にとって、また、お土産探しとしても魅力的なお店の一つ、Michaelsの店内の動画を発見しました。
よかったら参考にしてみてくださいね。



私はうろちょろする娘が常に一緒にいたので、この店をあまり堪能できませんでしたが、大好きなお店でした。
ハンドメイドそのものに興味がなくても、例えば可愛すぎる紙カップやペーパーナプキンなどもありますし、クリスマスなど季節の飾りもたくさん並びます。
一日いても飽きない自信がありますよ。

駐在妻生活で、眠っていたクラフトマンシップが呼び覚まされるかも!?あれこれ工夫して雑貨など作って見るのも楽しいかも。
⇒廃材をリメイクした雑貨の作り方。これでエコなインテリアの達人に!


ハンドメイドの代表とも言えるパッチワーク。キルトの本場、アメリカでじっくりと取り組んで見るのもいいですね。フリーマーケットなどで、ヴィンテージのキルトに出会ったりするかもしれません。
⇒パッチワーク初心者が知りたい”基本のき”!道具とカンタンな作り方

英語の出来ない駐在妻がアメリカで勉強するには?


アメリカ駐在妻をすることになった時に真っ先に思ったことは、英語です。
英語が全く話せない私がアメリカ生活などできるのか、不安しかありません。
でも一方で、行ってしまうのならば、少しでも英語を話せるようになりたい、という気持ちもありました。
2年間もアメリカで生活するなら、ある程度は話せるようになるのでは、という淡い期待もありました。

結論を言いますと、アメリカで駐在妻として生活するだけでは、英語は出来るようにはなりません。
やはり勉強が必要です。

周囲の多くの日本人は、英語の勉強のため、地域の教会が無料で開催してくれる英会話スクール(ESL)などに通っていました。
私も、子どもを預かってくれるということを聞いたので、週1回のESLに通い始めました。

でも…結果的には面白くなくてやめてしまいました。
英語を本気で勉強したければ、お金を払ってちゃんとした学校に行くのが近道だと思います。
無料のESLはあくまで無料。クラスによっては楽しいかもしれませんが、私が配属されたクラスは文法ばかり。

よく言われることですが、日本人は文法や単語はわかる。でも聞き取ったり会話をすることが出来ないのです。


同じクラスにいたメキシコ人の生徒は、ペラペラしゃべっています。
「この単語はどういう意味なの?」ということを英語で普通に質問しています。
読み書きや文法がわからない人が多いのです。
私はプリントやテキストに書いてあることはすべてわかります。でも、先生の言っていることはわかりません。
内容があまりに自分にあってないと思いました。

さらに月齢でクラス分けされた娘も、つまらなさそうでした。
娘は早くにスタスタ歩き始め、活発に動くタイプでしたが、月齢的にはねんねのクラス。
バウンサーに乗せられてただ揺らされていました。

私にも娘にもどう考えても良い時間ではないため、やめてしまったのです。

もちろん私の体験なので、実際ESLにも良い面はたくさんあると思いますが、「英語を少しでも話せるようになりたい」という志で行くなら、ESLではなく、お金を払って学校を探した方が良いですよ!
実際周囲の人たちも日本人と知り合うために行っている人が多かったです。

アメリカ生活は一つ一つに時間がかかる


さて、日常の過ごし方をかいつまんでご紹介しましたが、もっと根本的な普段の生活の中では、比較的トラブルが多くて時間をとられることがよくあります。

私はアパートに住んでいました。
アパートにはリーシングオフィスという管理事務所があって、いろいろな対応をしてもらえます。

例えば宅配便を預かってくれたり、家の修理や電球の交換、カーペットクリーニングの依頼などが出来ます。
これらのやりとりがめちゃくちゃなことが多いのがアメリカ


例えば、バスタブが剥がれてきたことがありました。
そのこと自体すごいんですが(笑)、おそらく何度も塗り直して使っているのでしょう、ベロベロとめくれてくるのです。
我が家は日本式に、お湯をはって入浴していたからかもしれません。
オフィスに言いに行きました。

OK、修理するねー、という軽い感じなのですが、いつになっても修理は来ません。


ちなみにアパート関連の修理で、アパートのオフィスを通して依頼すると、在宅の必要はありません。
在宅していなければ勝手に鍵を使って入って、勝手に作業していってくれます。

それに抵抗がある人もたくさんいらっしゃいましたが、私はかえってそのほうが楽でした。
なんせ、約束通り来た試しはありませんので、「この日この時間に家にいる!」と守ったってすっぽかされたりしますし、作業中に娘が覗きに行ったりしても面倒です。
いない方が気が楽…。

作業員さんは当然土足であがりこんで作業をしていきます。
私は慣れて気になりませんでしたが、気になる人は必ずビニール袋を履かせると言っていました。

靴を脱いでもらうことは出来ないそう。
何かがあった時に保険がおりないんだとか。

工事現場でヘルメットをかぶっておらずに頭を怪我しても自業自得、という感じなのだと思います。

というわけで、土足が気になるなら在宅必須ですが、そうでない私は気にせず出かけていました。
(ちなみにビニール袋を履いてはくれるそうですが、そのまま外へ出てまた戻ってきたりするので、気休めです)



話を戻しますが、バスタブの修理がいつになっても入りませんでした。

そこで、しばらくしてまたオフィスに言いに行きます。
この時、「前言ったんだけどどうなってんの?」なんてクレームをつけても不毛です。
新たに依頼しましょう。

何度か繰り返して、やっとバスタブの工事に来てもらえました。
その時外出していて、帰宅すると、扉が開かない…。

どうやらバスタブの工事の人が、間違えて中から鍵をかけて作業しているようです。
チャイムを鳴らしても良いのですが、急ぐわけでもないのでそのまま出かけて時間をつぶしました。


こんな感じで、ちょっとしたやりとりにも時間がかかるのがアメリカ。
そして家のトラブルは生じやすいです。
バスタブに関しても、しばらくは使っていましたが、またすぐに剥がれてきました。
もう長く住む予定でもなかったので、再び頼むのが億劫で、客室用のお風呂を使うことにしました。


家の中のトラブルといえば、断水も度々起こりました。
結局なぜだったのかわかりませんが、なんの前触れもなく断水が始まり、数時間水が使えないのです。
大体が平日の午前中。だから主人は私から話を聞かされるだけで、ほとんど体験したことがなく、あまり印象になかったと思います。
でも、私は洗濯や食器洗いをしている最中です。

水が出なくなるとどうしようもないのでそこで仕事は中断…。諦めるしかありません。
水道と連動している洗濯機は、水が止まってしまうと洗濯自体出来ず、水が出始めたらそこから再開してくれました。

でも全く連動していない食洗機は、水が出ていなくてもお構いなしに動いてしまいました。予約機能もないので、水が出始めたことを確認してから動かすしかありません。
夜まで出かける予定があったある日、断水してしまったので、食洗機を使うことが出来ず、夜の帰宅するまでそのまま放置せざるを得ませんでした。


このように、日本だったらあまり考えられないことにいちいち時間をとられます。
さらに、本当に日常のちょっとしたこと、書類に目を通したり支払いをしたり、ネットで情報検索したり買い物をしたり…一つ一つに英語が出来ないことがのしかかってきます。
そもそも構って構って真っ盛りの子どもがいると、日本でも書類一つ目を通す時間がとれないじゃないですか。未だに私は雑誌や情報誌、広告にだってほとんど目を通せません。
その状態に加えて、目を通すべきものが英語…

というわけでこういうことが積り積もって、意外と忙しかったり、ストレスがたまっていったりするのです。

家のトラブル一つをとっても、今でこそネタになりますが、かなりストレスフルなんですよね。
日本人の駐在妻仲間と集まって愚痴ったり優雅な時を過ごしながら、いろいろな情報交換をするのも、このアメリカでの日常を円滑に進めるために重要だったりします!


ストレスフルな生活に参ってるな、と感じたら、こんな記事もオススメです。
⇒日本に帰りたいと悩んだ元駐在妻の私が語る!駐在生活の満喫方法4選

⇒アメリカ生活を謳歌しよう!元駐在妻の私はこれで孤独を乗り越えた

アメリカ駐在妻の日常生活まとめ


1. 子持ち同士で集まる機会を持つと良い
2. クラフトやお菓子作りなど、日本では出来ない趣味や材料調達が楽しい
3. 英語を本気で話したいならちゃんと勉強が必要
4. アメリカでの様々な手続きでのトラブルは日常茶飯事。時間と心に余裕を持って。


日本に一時帰国したら、サービスの円滑さや丁寧さに涙が出そうになりました。
その分狭くてせかせかしています。アメリカと日本とでは時の流れ方も時の使い方も全然違うと改めて感じます!
良い面は謳歌し、悪い面は諦めるという生活が一番ですよ!

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