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こんにちは。つい最近まで某化粧品ブランドに勤めていました、元美容部員のrengaです。

女性をキレイにする「美容部員」という仕事。
特にメイクや美容が好きなら、一度は憧れる職業ですよね。

私も10代のころ美容の仕事に憧れて、メイクの専門学校へ行きたいと考えたことがありました。
結局そこへは行かず、美容とはまったく関係のない職場を経てきたのですが、30歳を過ぎてからまさかの美容部員に!

そうです!美容部員はメイクなどの専門的な知識がなくてもなれるんです!


今回は美容部員になりたい方必見の、メイクなどの知識以上に必要なあれこれをお届けします。ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。

そもそも美容部員ってどんなお仕事?

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美容部員(BA、ビューティーアドバイザー)とは、その化粧品メーカーやブランドの顔として売り場に立ち、化粧品を販売する人のことです。

お客様からお肌やメイクの悩みについて相談を受けたり、実際にメイクを施したりしながら、一人一人のお肌の状態合わせたスキンケアや、メイクの方法を提案していきます。

私も10代の頃、某ブランドに大好きな美容部員さんがいました。その人にメイクをしてもらったり、アドバイスをしてもらいながら過ごす時間が大好きで、よく通っていましたね。
肌も容姿もほんとうにキレイな方で、同じ女性ですけど「あーなりたい!」と心の底から憧れたものです。よくその人のメイクや使っているアイテムも真似したり。

そして自分自身も美容部員となり、「あのとき憧れていた方と同じ立場に今いるのだな・・・」と、信じられないような気持ちとうれしさでいっぱいでした。

「rengaさん、rengaさん」と会いに来てくれるお客様や、「ありがとう」と帰っていく満面の笑みに幸せを感じる、やりがいのある仕事でしたよ。

どんな人が美容部員として働いているの?

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美容部員はメイクアイテムや基礎化粧品を販売、提案するお仕事なので、当然メイクについての専門的な知識が必要となってきます。

とはいえ、美容部員みんなが最初から専門的な知識があるわけではないんです。

私が働いていた化粧品ブランドでは、40代でまったく違う職種から転職された方や主婦の方、メイクとは関係ない短大や大学を卒業された方など、本当にさまざまな経緯で美容部員になられた方がいました。

かくいう私も以前は税務補佐や一般事務など、まったく美容の「美」の字もない職場にいたので、まさか自分が美容部員になれるなんて当時は微塵も思っていませんでしたね笑

「自分自身が肌トラブルで悩まされているので、お肌の勉強をしたい」という理由で美容部員になられた方もいたり。

もちろん専門学校などでメイクについてしっかりと学んできた方や、他ブランドで美容部員をやっていたという経験者もいますが、美容部員って意外と狭き門ではないですよ。

美容部員はメイクをしたり化粧品を売るだけが仕事ではありません

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実際に美容部員になると、まずは日々練習と勉強です。
専門知識があろうとなかろうと、最初はみんな同じ新人。そのメーカーやブランドの顔としてカウンターに立つからには、しっかりと勉強する必要がありますよね。

私が勤めていたブランドでも、新人の育成から販売店のオーナーになるまで、たくさんの研修制度がありました。

まず新人は、そのブランドの企業理念や美容部員としての立場、基本的な美容理論や商品についてしっかり学びます。
お肌の構造がどうなっていて、それぞれの肌悩みに対してどんな商品で解決できるかなど、一から勉強させてもらいました。

なので事前に専門的な知識がなくても、ここでしっかりと学ぶことができるのです。

もちろんお客様あっての仕事なので、接客や美容部員としてのマナーも。

ベテランやオーナーになっても、新商品が発売される度に勉強です。

とにかく勉強、勉強、勉強と尽きることがありませんが、美容が好きなら決して苦痛ではないと思います。
むしろ美容についてどんどん知識が深まっていくのは楽しみでもあり、毎回わくわくしながら研修に参加していました。

研修では普段なかなか会えない他の営業所の美容部員さんとも一緒になるので、それも楽しみのひとつでしたね。

ほかにもDMの作成や顧客フォローなど、売り場外にも地味にやることはたくさんありますよ。

お給料は決して華やかではない?

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美容部員はメイクなどで女性を美しくする一見華やかにみえる仕事ですが、お給料に関しては、特に新人のうちは驚くほど少ないのが実情です。
実際、経済的な理由で辞めていく方も少なくありませんでした。

当然そのブランドの化粧品を使うのが常識なので、そのための出費もバカにならないですよね。
いくら金欠だからといって、リーズナブルな他社製品を使って売り場に立つわけにはいかないのです。

単純に実力社会だったりするので、収入を上げたければ、自身の売り上げをどんどん伸ばしていくほかありません。
そういった意味ではなかなかシビアな世界かもしれませんね。

美容部員に求めるのはこんな人!

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美容部員に求められるのはメイクや美容の知識だけではありません。採用する側が実際どんな人材を求めているかもチェックしていきましょう。

・そもそもメイクが好きで、しっかり美意識がある人

美容部員はメイクなどを通して、お客様にキレイを提供していくのが仕事ですよね。
そのためにも日々進化する美容の世界に広くアンテナを張る必要があります。

そして何より、お客様ってけっこう敏感です。
興味なくただ勧める化粧品には、驚くほど反応しないんですよ笑

美容部員さん自身のうれしい!楽しい!はお客様にも伝染します。「メイクが好きだから美容部員になりたい」というその気持ちがあるだけで、すでに素敵な美容部員さんになれる要素がありますよ。

・体力も必要

美容部員は基本的には立ち仕事なので、見た目よりけっこう体力がいる仕事なんです。
店頭に立っていないときにも、研修会や庶務など意外にハードなので、それに負けない体力が必要です。

いくらキレイでも、今にも倒れそうな美容部員さんとかイヤですからね笑

・気配り、心配りができる人

美容部員はメイクをしたり、化粧品の販売を通して、最終的にはお客様に満足してもらうのが仕事です。せっかくキレイにメイクしてもらっても、接客態度によっては気分が台無しになってしまいますよね。

そして何より、気配り、心配りができるということは、お客様のニーズにちゃんと気付けるということでもあります。
ただ一方的にアドバイスや提案をするのではなく、なにを求めているのか、どんなことに悩んでいるのか、ちゃんと気付いてくれる美容部員さんなら、お客様も安心して任せられますよね。

・○○が好きな人

売れる美容部員さんに共通することとして、あることが好きということが挙げられます。それは、

「人が好き」ということです。

前述のとおり、私は10代のころ、某化粧品ブランドの販売店によく通って商品を購入していました。
それは、担当してくれていた美容部員さんが大好きだったからです。
もし近くに同じブランドの販売店ができても、私はわざわざその美容部員さんがいるお店まで通っていたと思うのです。

化粧品って決して安い買い物ではないですよね。

結局「何を買うか」ではなく、「誰から買うか」が大事になってくるのです。

そのためにも「人が好き」というのは欠かせない大事な要素なのです。
お客様と良好な関係を築くには、まず自分自身が人に対してオープンであることが大切ですよ。

・お客様と信頼関係が築ける人

もしあなたが何かお肌のことで悩んでいるのなら想像できると思いますが、
その日はじめて会った人に、自分の悩みを素直に打ち明けるのってなかなか勇気がいることなんです。

「内心、汚いなんて思われてたらどうしよう」
「恥ずかしくてニキビのことなんて相談できない」などなど。
その悩みが深刻であればあればあるほど、打ち明けづらいものですよね。

なので、「この人になら・・・」と安心して相談できるような信頼関係が何よりも大切になってきます。

具体的にはまず笑顔です。
面接のときも気持ちのいい笑顔は好印象になりますよ。

美容部員になるには・・・

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お待たせしました。では実際に美容部員になる方法について触れていきます。

基本的には、メイクなどの専門的な知識や特別な資格がなくても、美容部員になることができます。

ですが外資系ブランドの場合はほとんどが欠員募集なので、即戦力になる人材が求められます。
外資系のブランドの美容部員を目指しているのなら、専門学校などでメイクや美容の勉強をしておいた方が有利と言えますね。

それに専門学校の場合、学校自体が各ブランドやデパートなどにパイプを持っていたりするので、就職率は通常より高いです。

どんなところで働きたいかにもよりますが、専門学校で勉強するのも一つの選択肢として考えてみるといいかもしれませんね。


また、誰かの紹介で美容部員になるという道もあります。

そもそも、特に外資系などの化粧品ブランドが求人の募集自体をあまり出さないというのは、そういった理由もあるのです。
既存の美容部員の紹介で美容部員になる、というケースがけっこう多いんですよね。

私が美容部員になれたのも、実は友人の紹介だったのです。


そしてお客様から美容部員になる、というケースもあるんですよ。
私も実際お客様をスカウトというか、美容部員に誘ったことがあります。

美容部員になるには色々な道があるので、常にアンテナを広く張っておいてみてください。

求人は下記のサイトなどをチェックしてみてくださいね。

・美容部員の求人・採用|アットコスメキャリア – cosme
・コスメ・美容部員の求人・派遣・転職ならiDA
・美容部員、ビューティーアドバイザーの求人・転職【美プロ】
・【とらばーゆ】美容部員 求人未経験の求人・転職情報
・接客・販売(コスメ・化粧品)、美容部員の転職・求人情報 – 女の転職@type
・美容部員・コスメの求人・転職|リジョブ
・美容部員の転職・求人情報 | マイナビ転職

美容部員は潰しが効かない?美容部員その後のキャリア

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美容部員になるには、家族の理解が必要な場合もありますよね。

私も高校3年生のとき、メイクアップアーティストを目指して専門学校に行きたいと、両親に伝えたことがあります。そのときに言われたのが、
「美容の仕事は潰しが効かないから、賛成できない」ということでした。

心配してくれた親心も、今なら理解できますけどね。

でも確かに、美容部員のその後にはどんな道があるのでしょうか?

私が働いていたブランドでは、販売店のオーナーを目指すことができました。
もちろん美容部員としてしっかりと売上がまずないといけないのですが、自分のお店を持つ夢を描くのもいいですよね。

もちろんオーナーにならずに、美容部員を極めるという選択肢もあります。

また、ある程度経験を積んだあとで、別のブランドに挑戦するという道もあります。
経験者を優遇して採用しているブランドもあるので、その場合はまずは他のメーカーやブランドで経験を積むといいかもしれませんね。

ほかにも、ブライダルの業界でメイクを担当したり、個人サロンを構えたり、メイクアップアーティストに転身するという道もあります。

実際化粧品ブラントのメイクアップアーティストは、同ブランドの美容部員で活躍していたという方もいるんですよ。

今や美容業界は決して潰しの効かない仕事ではありません。

美容部員になることをただゴールにするのではなく、その後のイメージも描けると、家族の説得もしやすくなるかもしれませんね。

美容部員になりたい人へ、メイクの知識以上に必要なことまとめ

・美容部員とは、そのメーカーやブランドの商品販売をしている人のこと
・メイクの専門知識がなくても美容部員にはなれる
・美容部員は勉強の連続
・お給料に関しては多少覚悟が必要かも?
・採用する側が求めるのはメイクなどの知識よりも、「メイクが好き」という気持ちや、気配り心配り
・外資系で働きたい場合は専門学校を出たほうが有利かも?紹介で美容部員になるのもねらい目
・自分のお店を持つなど、その後の可能性もいろいろある

美容部員は誰にでもなれる可能性があります。
大切なのは「美容部員になりたい!」というその気持ち。

大変なこともないわけではありませんでしたが、それ以上にやりがいがあり、幸せもたくさんもらえる仕事でした。

ほかの美容部員さんもみんな本当に楽しそうに仕事をしていて、そんなところも魅力のひとつですよ。

最後に、美容部員になるための専門学校の動画をご紹介しますね。
おなじように美容部員を目指している学生さんの生の声が聞けます。
本当に充実していて楽しい気持ちが伝わってくる動画なので、ぜひご覧になってみてくださいね。



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