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卵 白身 アレルギー001

「卵」、たんぱく質も豊富で、アミノ酸も豊富で、優秀な食材の一つですね。手軽にお料理に使えますし、ローコストでとても便利です。

ご存知のとおり、は黄身と白身から出来ていますが、アレルギーの原因となるのは、白身だけなのでしょうか?

息子のアレルギーの体験を通して、ご紹介します。

一口で卵とくくれないワケ


卵 白身 アレルギー002

離乳食を作ったことのある方ならご存知かと思いますが、赤ちゃんに初めて卵を食べさせる時は「固ゆでの黄身を小匙一さじ」というのが鉄則です。

では、なぜ「固ゆでの黄身」からなのでしょうか?

卵アレルギーを引き起こす物質(=アレルゲン)は主にたんぱく質なのですが、黄身と白身では含まれているアレルゲンの種類が違うのです。

(黄身)ニワトリ血清アルブミン

(白身)オボムコイド
    オボアルブミン
    オボトランスフェリン
    鶏卵リゾチーム(酵素)

ご覧のとおり、白身のほうにアレルゲンが多く含まれていますね。

どのアレルゲンに反応してしまうかは、個人差の問題になると思うのですが、まずは、アレルゲンの少ない黄身の固ゆでから摂取するというのも頷けます。

実際、息子も黄身の固ゆでには、反応しませんでした。

白身と加熱の仕方


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写真をご覧ください。

これは、我が家の息子が卵アレルギーになった時に、医師から貰った「抗原性の強弱」という表です。抗原性の強弱とは「体に刺激を与える強弱」の事です。

上から、

最も強い→強い→やや強い→弱い

の順にの調理の仕方が書かれているのですが、分かりますか?

強いものは、やはり「生卵」でまったく熱処理していない物です。

何故「生卵」は最も強いのでしょう?

それは、まったく熱を加えていないからなのです。熱を加えると、抗原性が低下するのですね。熱処理をすることによって、アレルギーが出にくくなるのです。

では、熱処理した「茶碗蒸し」を食べた我が家の息子は何故アナフィラキシーという強い症状が出てしまったのでしょうか?

それは、白身の「オボムコイド」が原因だったようです。

実はこの「オボムコイド」、熱処理しても力が衰えない耐熱性であり、水に溶け出す性質があるのです。

写真で「茶碗蒸し」が生卵に次ぐ「強い」に入っているのは、「オボムコイド」が熱処理しても効力が衰えない上に、成分が出汁などの水に溶け出し、それも一緒に摂取するからなのですね。

赤ちゃんにはきっと食べやすいだろうと思って、作った「茶碗蒸し」が強い刺激を与えるお料理だと知ったときは、本当にショックでしたね。

そして、卵アレルギーの主な原因はこの耐熱性の水に溶け出す「オボムコイド」のようです。

◎アナフィラキシーとは?
 ⇒怖いアレルギー症状のアナフィラキシー!健康にも良いにんにくでも・・・

黄身の固ゆでから再開


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そんな、間違いだらけの離乳食をあげてしまった私ですが、まず、医師のほうから食事の指導がありました。

まずは、卵をまったく食べない「卵除去」の生活をするということです。母乳を飲んでいた頃は、母乳にも卵の成分が出るため、私も「卵除去」をしました。

子供の卵アレルギーの原因は、免疫機能や消化器官が未発達の為、起こることが多いようで、「卵除去」の生活をしている間に、子供の体の成長を待ちました。強いアレルギー反応が出た後は、体も敏感になるらしく、食事にはすごく気を使いましたね。

動画に、もパン粉も使わないでハンバーグを作る方法がありましたので、参考に載せておきますね。



そんな生活を10ヶ月くらいした1歳半の頃、医師から「黄身の固ゆで小匙一さじ」の摂取を言われました。黄身は反応していませんでしたので、スムーズにクリアできました。

2~3歳くらいの間で、白身の入っているハンバーグ→ケーキと言ったように段階を踏んで進めていきました。

さすがに、ハンバーグを作った時や、ケーキをあげた時はドキドキしましたね。その分、反応が出なかった時はすごく嬉しかったです。

医師の指示に従うこと


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我が家の場合、現在小学校1年生の息子は、「生卵」以外、普段の生活でも食べられるようになりました。「生卵」の摂取も少しずつ進めても良いようです。

給食に、「生卵」が出ることはないようなので、本当に安心して、お友達と同じ給食を楽しんでいるようです。

慎重に「卵除去」の生活を送って、体の成長を待ちながら卵摂取をして、本当に良かったと思います。

しかし、気をつけて欲しいことがあります。

それは、「必ず医師の指示に従う」と言うことです。

我が家の場合も、息子が卵アレルギーを起こしてから、小学校へ入学するまで、三ヶ月に一度通院し、場合によっては血液検査をして、成長と数値から医師が判断して、進めていきました。

素人の考えで、無計画にを食べ、再び卵アレルギーを起こしてしまわないよう注意してください。

卵の白身がアレルギーの原因のまとめ


の黄身と白身ではアレルギーの原因物質が違う
② 加熱の仕方で卵アレルギーを抑えることが出来るが、白身には耐熱性の「オボムコイド」というアレルゲンがあるので注意する
③ 卵アレルギーになったら、まずは卵除去し、段階を踏んで摂取する
④ 医師の指示に従い進めることで、が食べられるようになる

卵アレルギーの原因が白身であるワケが分かりましたでしょうか?

一口にと言っても、黄身と白身で違うのですね。

くれぐれも、私と同じ間違いをしないようにご注意くださいませ。

◎卵アレルギーに関する記事には、他にもこんなものがあります。
 ⇒大切な赤ちゃんが卵アレルギー?!症状を解説!!
 ⇒赤ちゃんに一番多い卵アレルギー!原因と対策を知って食べられるようになろう!!

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