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よく、「イギリス英語とアメリカ英語は違う」という話を聞きますが、実際は何が違うか、知っていますか?
よく言われるのは、オーストラリアやイギリスの英語は、「A」の発音がアイという音になるということですね。
「Paper(紙)ペイパー」は一部の英国人とオーストラリア人は「Paper(パイパー)」という発音をします。
これも含め、数多くの違いが存在しますが、今日はイギリス英語の大きな3つの特徴などを紹介します。
イギリス国内でも違う英語事情

画像出典:足成
実は、国内でも違う英語を話すイギリス!
どうしてそうなってしまうと思いますか。
というのも、一つの大きな原因は、まだ昔からの階級制度が色濃く残っているからだと言われています。
上には上に行くほど、ナマリのない英語を話し、私立学校に行くことができない人達は、その地独特のナマリの強い英語を話します。
一概に決めつけることができませんが、イギリス人同士でもお互いの英語を聞き、出身地の判断材料や、話のネタとして使用しています。
他の国でも似たような状況がありますが、階級制度により起きる英語の違いは、イギリス英語の特徴ともいえます。
気をつけておきたいイギリス人の呼び方

MrやMrs, Msなどの呼び方があるのは皆さんご存知ですよね。
使い方は完璧にわかっていますか?
イギリス英語では、「Ms(ミス)」「マダム」「Mr(ミスター)」「Sir(サー)」などの言い方が特によく使用されます。
ただ、そこで間違えてしまうと、相手にとても失礼な場合があるので気をつけなくてはならないんです!
それがどんな場合かというと。。
イギリスでは、クイーンから称号を貰っている人たちがいます。
有名人で言えば、「Sir Elton John」そう、有名なエルトンジョンは、「Sir(サー)」という称号をもらっているので、他の「Sir」以外の呼び方をしてしまうのは、とても失礼にあたります。
その他、一般人の中にも、「Lady」や「Load」といった称号を代々と受け継いでいる人もいますので、「Hi, Mr.」などの簡単な挨拶はとてもフレンドリー良いのですが、避ける方がいいでしょう。
イギリス英語独特の階級が見え隠れする言葉ですね。
全然違う?!名前や名詞!

では、実際にどんな言葉が具体的に違うか、気になりますよね。
具体的に見ていきましょう。
今回は、アメリカ英語と比べてみます。
※先はアメリカ英語、後がイギリス英語
アパート(APARTMENT) =フラット(FLAT)
エレベーター(ELEVATOR)= リフト(LIFT)
ガソリン(GAS)= ペトロ(PRTEOL)
缶 (CAN) = ティン(TIN)
ゴミ(GARBAGE) = ラビッシュ(RUBBISH)
順番待ちの列 (LINE) = キュー(QQUEUE)
フライドポテト(FRENCH FRIES) = チップス(CHIPS) などです。
こうして見ると、日本で学習する英語はアメリカだということがわかります。
また、日本語でも使うカタカナの言葉はアメリカ英語からきていますね!
今回は、イギリス英語の注意点や特徴、他との違いの大きな3点を紹介しました!
これだけ知って入れば、イギリス英語の基本はマスターしたようなもの!
違いがわかることで、勉強中の人には勉強がよりスムーズに進みそうですね。
まだまだ書ききれない程、イギリス英語には特徴や他との違いがありますので、調べてみるのも楽しいかもしれません。
イギリスの方と交流をもつ機会がある場合、イギリス英語の基本はおさえておきたいですね!
また、マナーの面はどうなのでしょう?
知らず知らずのうちに失礼なことをしないように、マナーについても基本は事前におさえておきたいですね!
⇒旅行前に、会議前に知っておきたい!イギリスの基本マナー
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