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京都のスイーツと言って、思い浮かぶもの。
和洋とも、有名なものが沢山ありますね。
どれももちろん美味しいけど、
観光客にはまだあまり知られていないスイーツ。
一番に食べてみたくないですか?
京都生まれ京都育ちの私がオススメをご紹介しましょう。
BAIKALのヨーグルトタルト

http://www.baikal.jp/cake/gift.html
1955年創業のBAIKL。
京都の洋菓子屋さんとしては結構長い方ですよね。
有機栽培のカカオを使用した「しっとり祇園石畳」は、
ちょっとしたお土産用によく買います。
レトロな雰囲気の「自家炊アップルパイ」もオススメ。
青森産のリンゴがたっぷりで嬉しくなります。
BAIKALで私が一番好きなのは「ヨーグルトタルト」です。
あっさりしたヨーグルトクリームと、さっくりしたタルト生地。
さっくり感はなくなってしまうけど、
夏場、冷蔵庫で冷やして食べるのが私のお気に入り。
菓子職人の水無月
ネーミングも可愛い「シューボンボ」。
ナッツやクッキーがまぶされた香ばしいシュー皮と、
クリーミーなカスタードが絶妙のシュークリームです。
私「抹茶トリュフ」は菓子職人のものしか食べません。
老舗のお茶屋さん一保堂の挽き立ての抹茶の香り。
純生クリームとスイスカルマ社製のホワイトチョコレート。
1粒食べたら大満足のお味です。
京都では6月30日の夏越の日に水無月という和菓子を食べます。
菓子職人には、この洋バージョンの「水無月」があります。
黒豆と小豆のムース、ホワイトチョコが
ココナッツとアーモンドの生地で挟んだケーキです。
5月末~6月下旬の限定商品。
菓子職人はデパートには入っていなくて、本店に行かないと買えません。
今年は食べられるかなぁ。
http://www.kashishokunin.co.jp/
クリーム・デ・ラ・クリームの京野菜シュークリーム

http://www.cremedelacreme.co.jp/wa/index.html
創業100余年の焼き菓子の老舗がプロデュースしたシュークリーム専門店です。
こちらではやっぱり地元の素材を生かした
「京野菜シュークリーム」に挑戦してもらいたいな。
爽やかな風味の壬生菜、風雅な京たけのこ、優しい甘さの丹波黒豆は、
3~5月の限定シュークリーム。
どんなお味なのか、気になりますね。
6~7月は、賀茂ナス、京トマト、万願寺とうがらしです。
私が好きなのは、京の白味噌。
老舗のお味噌屋さんの白味噌と、老舗のお麩屋さんの生麩入り。
これは通年ありますよ。
亀屋良長の烏羽玉

http://kameya-yoshinaga.com/item/ubatama/
1803年創業の老舗。
醒ヶ井の銘水が使われているそうです。
ここのオススメは「家伝銘菓 烏羽玉(うばだま)」です。
黒糖入りのしっとりした漉し餡は上品な甘さ。
ヒオウギの花の実ヌバタマ(濡れて光り、透明感のある小さな粒)から、
命名されています。
ちょっと冷やして食べると、更に美味です。
鼓月の冷やしかつら川鮎
京菓子處鼓月。
創業は戦後間もなくということなので、
老舗がひしめく京都の和菓子屋さんとしては新しい方ですね。
伝統と新しさの融合された和菓子が鼓月の特徴。
代表的な「華」は、我が家ではオヤツによく買ってます。
材料にバターやクリームが使われ、中身は黄身餡。
シュガークリームがサンドされた「千寿せんべい」も美味しい。
どちらも紅茶やコーヒーと相性が良いです。
最近頂いて、またリピートしたいと思っているのが、
「冷やしかつら川鮎」です。
中身が求肥や餡ではなく、わらび餅なんです。
ほんのり甘くもちもちの食感で、すっごく美味しかった!
絶対また食べたい。
これも冷やして食べる、夏限定の商品。
https://www.kogetsu.com/
満月の阿闍梨餅

http://www.ajyarimochi.com/index.html
ラストは、京菓子司満月の「阿闍梨餅」です。
今京都のスイーツでは一番人気じゃないでしょうか。
コレを嫌いな人はいないよね?
と言っても良いぐらい、
老若男女どなたに差し上げても喜ばれます。
もちろん私も家族も大好き。
でも、もう全然珍しくないじゃない・・・と思いますよね?
私がオススメするのは、左京区の本店の作り立ての阿闍梨。
京都市内のデパートや駅でも買えるし、
最近は関東や札幌でも買えるみたいですね。
でも、作り立てのあったかい阿闍梨餅はココだけ。
朝10時ぐらいに行けば、買えますよ。
ヤミツキになる美味しさです!
今回はこれから夏に向けて、
冷やして食べるスイーツをメインに選びました。
他にもまだまだオススメは沢山あるのですが、
それはまた次の機会に・・・。
京菓子の歴史って知ってますか?
歴史を知ることにより、益々興味がわくこと間違いなし!
⇒京都の歴史 京菓子編
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