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http://www.wowseoul.jp/traffic/1297/1327/
皆さん、韓国のみならずですが、異国でタクシーに乗った際、怖い思いをしたことはありませんか?
私は韓国で何回もいわゆる「ぼったくりタクシー」に遭遇しました。
怖い思いをする前に、タクシーから降りる事ができたので事なきを得ましたが、実際に韓国でぼったくりタクシーに乗って、かなり高額な運賃を取られた人の話は後を堪えません。
今日は、韓国でタクシーに乗る際に気をつけたいこと、そしてぼったくりタクシーに出会ったらどうしたらいいかをお伝えしたいと思います。
いくつかのコツさえ飲み込めれば、ぼったくりタクシーに乗る事はなくなります。
ここに書いてある事柄をしっかり読んで、たのしい韓国旅行をしてください!
目次
タクシーに乗る時にまず見なければいけない事

http://www.seoulnavi.com/special/5039247
日本のタクシーでは、乗務員の顔写真と名前が明記されていますよね。
韓国でも同様です。座席の前面に乗務員証があるかないかをすぐ確認しましょう。
そして、次は、メーターが正しい値段で設定されているかを確認。
これは韓国語が読めなくてもメーターは数字ですので誰でも確認できます。
初乗り運賃はタクシーの種類(一般か模範か、地域差もある)2400ウォン~5000ウォンくらいです。
それがいきなりメーターに30000ウォンなどど書かれていたら、間違いなくぼったくりタクシー。メーターが作動する気配がない場合も要注意です。
なので、私は友人と一緒にタクシーに乗る際、人数にもよりますが、できるだけ助手席に座ってメーターをじっと見て確かめるようにしています。
気にしているな?と思ったら、もしかしたら何もなく、普通に運んでくれるかもしれないと思うからです。
ちなみに、助手席に乗るのは、日本ではどうしても人数が乗れない場合のみですが結構韓国では助手席に乗るのはOKなので、さほど気にしなくても大丈夫です。
私は昔東大門で、地下鉄の終電に乗り遅れ、タクシーを拾ってしまった事がありましたが、その時、乗り込んだらいきなり、30000ウォンのメーターがついていて、友人がすぐ気が付き、走り出す前に降り、事なきを得た事があります。
その時、片言の日本語で、「夜はタクシーは捕まらない。この値段は夜間料金で安く連れていってあげる」と言われましたが、韓国語で「てっそよ!!(結構です!)」とばしっと言って、自分でドア開けて外に出ました。
この、「てっそよ!」は、どんな場合でも使える便利言葉なので、覚えておくといいでしょう。買い物をしていて、押し売りが酷い場合とかにも使えます。
もう少し柔らかい表現は、「けんちゃなよ」です。日本語の「大丈夫です」という言葉とほぼ同格。日本語の大丈夫ですは、いろんな場面に使えますが、この「けんちゃなよ」も日本語で使える場面通りに使えるので覚えておくと便利です。
怪我した人にも「けんちゃなよ?(大丈夫?)」買い物していてお勧めされても「けんちゃなよ~(大丈夫です~)」この道行って、いいのかな?「けんちゃなよ(大丈夫よ)」って具合です。便利でしょ。
話が反れましたが、ぼったくられそうになったら、かっこよく韓国語で断ると、「あ、韓国語わかるんだ」と思われ、意外にそれ以上は食い下がってきません。これもコツですね。
乗ってはいけない場所で乗らない。タクシー料金を把握しよう

ぼったくりタクシーに私が遭遇したのは、終電過ぎの東大門、南山ロープウェイの降り場です。
どちらも、ホテルに帰るにはタクシーを使うしかしょうがないような場所なのですが、こういう所で観光客相手に、「全部合わせて○万ウォンで行ってあげる」といって、言葉巧みに騙すのが手法。
自分のホテルと行先までのだいたいのタクシー運賃を、例えばDAUMの地図アプリ等で知っていれば、値段交渉されても言い返せます。
日本人は、○万ウォンと言われても、数千円単位なので、日本の夜間タクシー代金のような感覚で「安い!」と感じて乗ってしまいます。
でも、皆さん!ソウルのタクシーは超安いんですよ。
そんな万までかかる事は、かなり長く乗らないとありませんからね!気を付けてください。
南山ロープウェイの降り場で梨泰院のホテルまで私は3万ウォンと言われましたが、明洞まで降りていく途中で拾ったタクシーで7500ウォンで行きましたよ。
それから、正にこれ!韓国のタクシーの運転手さんの運転は非常に荒いです!間違っても「急いで!」な~んて言わないように。この動画の道は、一番早く走れる道だとは思うんですよ。でも危ないですよね…。
日本のタクシーと同じ感覚で乗ってはいけない。ぼったくられてないのに、ぼったくられたと思ってませんか?
実に残念な事に、今まで書いてきた事柄の逆もあるんです。
あるタクシー運転手さんに言われたのですが、自分はいつも遠回りをしていると言われるが、漢江を渡るのには橋があって結構一方通行も多い。
向かっている方向によっては、遠回りをしなくてはいけない場合もあるんだと。
自分は一生懸命考えて早く短い距離でいけるようにしているのに、観光客を乗せるとすぐ、遠回りをしている。騙されたと言われる。本当に自分はそんなんじゃないんだ。道がこうだからしょうがないんだ!と切々を訴えられたのです。
そう。
日本と違って、韓国でタクシーを乗る際に絶対に気を付けて頂きたい事に関係している話です。
韓国では、自分が行きたい方向に走っているタクシーを止めてください。
逆方向だと、簡単に乗車拒否される可能性があります。
意地悪だからとかではなく、単純に逆方向に方向転換が難しい場所もあるからです。
私はソウル駅のロッテマートから市庁にあるホテルへ帰ろうと、重い買い物を抱えてソウル駅のタクシー乗り場に行った事があります。
市庁はソウル駅から北方面です。
ところが、ソウル駅の真ん前のタクシー乗り場は南向き。
並んだタクシーなので乗れると思いきや、思いっきり乗車拒否に遭いました。
距離が短かったのもありますが、逆方向だったからです。
ソウル駅の裏手に北向きの道があり、そちらで拾えばすぐ乗れたそうなんですが、私達は何も知らなかった為、ソウル駅の地下道を抜け(長い…)道の向こう側へひーひー言いながら上がり、やっとこさタクシーを捕まえたのです。
あの長い地下道を重いスーパーの買い物を抱えながら歩いたことは一生忘れません。
もう、絶対にあんな思いはしたくないです。
なので、その後絶対にタクシーは進行方向向きを捕まえるように心がけています。
これも、いい気分でタクシーに乗る秘訣。
その他、タクシーに乗る日本人は不愛想だとか言われたくないので、ドアを開けたら、満面の笑みで「あにょはせよ~♡」と挨拶は絶対にするようにしています。
ここ重要。
万国共通。挨拶は重要なんです。
最初の掴みで好印象を与えれば、自然とタクシーの運転手さんもとっても良くしてくれます。
韓国語が話せなくても、身振り手振りで一生懸命説明してるのを、これまた一生懸命聞いてくれます。
次回、タクシーに乗る際には、これ実践してみてください。
今までとタクシーの運転手さんの反応が変わりますよ!
さあ、ではまとめてみると
①乗務員証とメーター注意
②ぼったくられそうな所で乗らない。「てっそよ!」と言える勇気を持とう
③挨拶大事。こちらがフレンドリーに接すれば、絶対良くしてくれる
以上、私の体験も踏まえた韓国旅行でのタクシー体験。嫌な思いをしない為のお話でした。
これを参考に楽しい韓国旅行をしていただけたら嬉しいです!
タクシーだと時間がかかる場所も、地下鉄だと短時間でいけることも。韓国ではタクシーも地下鉄も上手に利用したいですね。
⇒韓国地下鉄案内~初めてさんでも乗れる!韓国の地下鉄エトセトラ~
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