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夏が近づき、花火大会で浴衣を着る女性も男性も多くなりますね。
浴衣は購入するもの、と思っていませんか。
近頃では、帯や草履がセットで手頃に購入できますが、和裁は実は基本的には手縫いで行うもの。
長い丈の物が多いので、手縫いで縫う部分の分量はたいへん多いですが、洋裁よりも直線縫いが多く、初心者でも基本に忠実にまっすぐに縫うことを心がけることで綺麗に仕上げることができます。
今回は、浴衣の縫い方、注意点をまとめて紹介していきます。
作る前に用意しておきたい道具

1, 手縫い糸としつけ糸
ゆかた用の糸には、「木綿の30番」が適していると言われています。
手芸の際には、手縫いに鍵らず、糸をあえて目立たせたいもの以外は、ベースの色に近い色の糸を選びます。近い色の物がなければ、濃い色の生地には更に濃い目の糸を選ぶといいでしょう。
2, 袖丸み型
袖の丸みを作るのに使用します。金属の物から、紙製の物まで様々な種類があります。自分の好きな形を作ることもできるので、厚紙で作成するのもいいでしょう。
その他に基本的なもの、指ぬき、はさみ、コテやアイロン、メジャーは必ず用意しておきましょう。
体型や雰囲気で選ぶ浴衣の柄

柄選びも手作り浴衣に大切な要素の一つです。
小柄な人、華奢な人は、なるべく小さいデザインの生地を選ぶのがコツ。
背を少し高めに見せたい人は、浴衣と帯の色を合わせるといいですよ。
また、小柄な人は、同じ花柄でも、少々丸みをおびた花のデザインがおススメです。
逆に背が高めの女性は大柄のデザインがよく合います。
大柄なデザインは、背が高い人にとてもに合いますし、背が高い人にピッタリと合い、特権です。
背の高い人が、小さい柄を選んでしまうと、小さい柄がたくさん見え、からだがより大きく、背がより高く見えてしまいます。
それでもどうしても気になるという人は、大柄なデザインに加えて、ピンクやオレンジなどの明るい色が入ったものを選ぶことでより優しい印象になりますので、試してみましょう。
参考になりましたか。
自分で布を選び、自分だけのオリジナルの浴衣を作ってみませんか。
まとめ動画を見てもらうと更にわかりやすいと思います。
今から制作しだせば、まだ夏に間に合いますね! 今年は自分だけの浴衣を作ってみませんか。
一生ものの浴衣、自分に合ったデザインで、更に来世にも受け継いでいけたら素敵ですよね。
浴衣を作ったら、巾着も必要ですよね?こちらを参考に巾着袋も作ってみてくださいね。
⇒年中使える手作り巾着袋いろいろ
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