こんにちは、レイナです。
周りの人とうまく打ち解けられなかったり、友達が作るのが苦手なコミュ障。
一言にコミュ障と言ってもその度合いは人によって異なります。
私も10代・20代の頃は初めましての出会いの場は本当に憂鬱で苦手でした。
学生時代に訪れる毎年のクラス替えなんて一年の中で一番嫌いな行事です。
以前の私は毎日友達に会っていても出会って半年くらいでやっと心を開き始め、一年でやっと何も考えずに話せるようになるのです。
やっと慣れた頃にまた一から人間関係を作るなんて本当にしんどいし面倒くさい。
だから私は学校があまり好きではありませんでした。
学生の頃に合コンに誘われて行ったこともあります。
でも「やばい・・・初めての女の子との会話でさえ困るのに、異性との会話なんて全く思い浮かばない・・・」という思いがずっと頭の中を回り、ほとんどぼーっと傍観していた記憶があります。
結局一人テンションを上げることが出来ず、誘ってくれた友達にも申し訳ない気持ちになりました。
そんな私なので友達は少なく、長い時間を共にした部活仲間や地元の友達、学校外で仲良くなった友達が数人いるくらいです。
でも25歳を過ぎた頃から私のコミュ障は消えていき、自然と色々な初めての場所に興味を持ち始めました。
今まで無縁だったクラブで踊ってみたり、合コンに行って出会いを求めてみたり・・・学生の頃の自分とは月とスッポンくらいの違いです。
苦節10年程かかりましたが、今ではたくさんの人とのコミュニケーションを楽しめるまでになりました。
コミュ障を克服すれば人とのやりとりがスムーズになるだけではなく、出会いや運までも回ってくると思っています。
コミュ障を治したい!と思っている人!絶対その気持ちがあれば治せます!
今回は私のコミュ障克服の体験談をお話しします。
相手の反応を気にしすぎない

私は高校生の頃、輪の中で自分が会話の中心となって話すのがすごく嫌いでした。
輪の中で話すとみんなが集中して私の話を聞きます。
みんなの目線が一斉に私に向けられると「あ、ちゃんと楽しい話しなきゃ」って意識し始めてしまって、急に緊張してきて支離滅裂な話になってしまうのです。
そしてみんなの反応が「ふーん・・・」って感じだったときには「うわー、やっちゃった。話さなきゃよかった!!」と心の中で叫んでいました。
相手の反応が怖くて「自分が発言しなければ、こんな空気になることもないから黙ってよう」と輪の中ではいつも聞き役に回っていました。
そしていつの間にか自分の意見は封印するようになりました。
専門学生の時に、就職活動支援の一環でグループディスカッションの練習をしたことがあります。
一つのテーマを決めてそれについて6人のグループで話し合うものです。
1対1の面接ならまだできそうでしたが、集団に苦手意識がある私は最初皆の意見を聞いていました。
そしたら「それは違うんじゃないのか」とか「それはもっとこうしたらよくなるんじゃないの?」という気持ちがフツフツと湧いてきて、耐え切れなくなって自分の意見を喋りました。
その時のみんなの反応は「うーん・・・そうかもね・・・」という反応だったのですが、なぜか自分の心はスッキリしていました。
私は自分の意見は常に持っているけど、反応だけを気にして発言していなかったのです。
でもそのディスカッションの時は「自分は絶対こう思うんだ!」と自分の発言に自信がありました。
だから人の反応は気にならなかったのだと思います。
相手の反応ばかりを見ているとどんどん自分が委縮していってしまいます。
自分の意見が正しいか正しくないかではなくて、自分はこう思う!と思うことがあるならその時だけは思い切って話してみませんか?
もしかしたらスッキリするかもしれません。
克服しよう!!と焦らない
気になる人にはすぐ話しかけにいく子を見るとすごく羨ましくて「どんなことを考えて話してるんだろう?」とか「あんな風になりたいな」とは思いました。
勇気を出して話しかけてみても「やめとけばよかった」と後悔するばかり。
誰とでも仲良くなれる子のことはいつも羨ましくて、遠くから指をくわえて見ていましたがその子に秘訣を聞くわけでもなく本当に見ているだけでした。
どうしていったらいいかわからない期間がずっと続いたある日、「もうどうでもいいし」と吹っ切れました。
悩み過ぎてもう考えられなくなって自分の脳がお手上げ状態になったのです。
そして「ま、いっか。別に克服しなくたって生きていけるし」なんて開き直った時から会話を楽しめるようになりました。
今まで頭であれこれ考えてたモヤモヤがなくなって、目の前の状況がキチンと見えるようになったんです。
「あ、この人ってここにこんなホクロあったんだ」とかちゃんと人を見ることができたんです。
克服しようっていう強い気持ちが逆に心のシャッターを閉ざしてることもあります。
気楽に自然に克服していけばいいので焦らずいきましょう!
時が解決してくれる
私が年齢を重ねてきて思うのは神経がズ太くなってきていることです。
オバちゃんって「それってちょっと失礼じゃない?!」ということも平気で言いますよね。
でもなんか怒るレベルでもないし、まぁいいかって感じのスレスレの発言をします。
学生の頃自分の母の直球なものの言い方に、嫌悪感はあるけど「あのオバちゃん精神はちょっとうらやましい」と思っていました。
あんな風に思ってることをスパっと言えたらこんなに悩まなくて済むのにな、って。
30代になった私はそのオバちゃん精神が大分理解できるようになりました。
10代・20代の頃は絶対言えなかった毒も今では笑いながら吐けます。
それは自然とたくさんの人と会って経験を積んできたからです。
新しい出会いを求めなくても、会社に勤めていれば毎年新しい人は入ってきますし新しい取引先の人に出会うこともあります。
出会いを求めなくても向こうから嫌でもやってくるんです。
若い時は自分が変化の波の中にいなきゃいけなかったのに、年を取ると波がザバーンと打ち寄せてきては引いていくのです。
自分は同じ場所にいるけど勝手に周りが変わっていく。
客観的に人の初めましての体験を見ていたりすると「あぁ、あんなこともあったな。もっとあぁすればよかったんだな、あの時」って気づくようになるんです。
その経験がズ太い神経となって私の柱を作っていって結果何でも言えるようになってしまいます。
オバさん精神ってホント素晴らしい!と私は思っています。
ただ時の流れに身をゆだねてみるのも悪くないですよ。
コミュ障診断の動画がありますのでよかったら見て見てくださいね。
自分を責めない!
「自分はコミュ障だ」って自分を責めると、どんどん心を閉ざしてしまいます。
ちゃんと自分の欠点が見えてるだけでも私は凄いことだと思います。
自分の欠点を知らないで「何が悪いの?!」って開き直ってる人なんていっぱいいますから。
肩の力を抜いてゆっくりコミュ障を克服していきましょう!
コミュ障の克服に役立つ記事はこちら。
⇒初対面の会話は盛り上がらなくていい!会話に大切な3つのポイント
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