Vive La Palestina http://free-photos.gatag.net/2013/07/02/070000.html
こんにちは、既に転職を2度経験しているマイヤです。
仕事においてストレスを少なからず感じる人が多いと思いますが、辞めたいとまで思ったことはありますか?
私は2つめの会社をストレスで退職しました。
最初の転職はスキルアップの為の転職でした。
学生時代、超就職難の時に就活することになり、とにかく内定さえ取れれば良いと思い、自分の興味関心とは全く無関係の所に就職してしまい、頑張ってはいたのですが、離職率も高く、激務だったので非常にきつい毎日でした。
辞めたいと何度も思い、いつか転職するだろうとは思っていましたが、何とか踏ん張り、実際に転職活動をする程でもありませんでした。
ところが、ある日、とても興味深い会社があり、そちらに転職することを決意。
するとその会社は超理不尽な創業者の会社で、小さな会社なので創業者と一緒に仕事をするのですが、何と2年後の離職率が100%という驚異の離職率でした。
(2015年8月現在でも2年続いている人は誰もいません)
あまりのストレスで私も1年2か月で退職しました。
現在、収入が安定していないので、収入面において辞めたことは痛手となりましが、辞めたこと自体は後悔しておりません。
仕事を辞める時に考えるべきこと等のサイトは沢山ありますが、視点を変えて、今回は私が2番目の仕事を辞めようと思った最大の出来事をご紹介します。
私はあの会社でのこの出来事が最大の問題となって辞めました。
突然、解雇宣言された。

mr.bmonroe http://free-photos.gatag.net/2013/05/18/160000.html
私が勤めていた会社は毎朝ミーティングがあっていました。
社長も含めて10人前後の小さな会社だったので、全員でミーティングしていました。
ある朝、創業者から
「皆さんにお知らせがあります。この事業を段階的にやめます。会社は他の事業を進めます」
と、文書を読みながらのお知らせがありました。
事業は売り上げとしても上向きで悪くなく、むしろそれしか収入がなかったので、まさに私たちにとっては寝耳に水。
しかも新事業は、私を含め3人にとっては全く関与できないもの。
私たちが仕事できるような仕事の説明は一切ナシ。
事実上の解雇宣言でした。
しかもその理由を総括すると、
「私の思いをあなたたちが受け止めてくれず、私は疲れました」
というようなもの。
私たちにも非はありますが、創業者から
「あなたたちの仕事は利益を生まない、ただのルーチンワーク。私だけが稼いでいるの。あなたたちは損害しか生まないのよ」
「私はね、あなたたちと違って傷つきやすいの!」
「(私たちがバタバタと業務にいそしんでいるのを横目に)暇でしょ」
と日々言われ続け、それでも何とか私たちもやってきたんです。
創業者は話が長く、よく(一方的に責めまくる)説教もしてきて平気で3時間くらい拘束し、それによって残業になると、また説教され、コチラも精神的にも体力的にも疲れ切り、心を病んでしまう人も一人ではありませんでした。
それでも頑張ってきたのに、この解雇宣言。
さすがに私たちも言いたいことがあったので、色々言わせていただきました。
「こちらも言わせてください。利益を生まない仕事と言われ続け、モチベーションは下がりましたが、それでも頑張ってきました」
と言うと、
「そう言われたらモチベーションが下がるのならば、そうなるって言ってよ!」
と間髪入れずに言われました…。
そう言われてモチベーションを上げていけるとでも思っていたのでしょうか…?
想像力の欠如に唖然とし、もう何も言えなくなりました…。
結局、この日のミーティングは2時間以上かかり、お客様が来たので急遽終了しました。
その程度の重要度?

Josh Engroff http://free-photos.gatag.net/2013/07/09/210000.html
そのミーティングがあった日の終業5分前に創業者から
「朝のことで結論的なことを話したいんだけど、5分くらい話せる?」
と言われましたが、仕事も立て込んでいたこと、さらにそんな大事なことを5分で済ませようとしているのが、何とも言えない気持ちになって、次の出社の時にしてもらうことになりました。
5分といっても、創業者の場合、毎回最低でも一時間はかかるわけですが…。
この日は金曜日だったので翌週の月曜日に持ち越しになりました。
月曜日にまさかのどんでん返し

lwpkommunikacio http://free-photos.gatag.net/2014/03/24/090000.html
事実上の解雇となる3人は、それぞれ自分たちでネット等を使い、土日に次の仕事を探していました。
そして迎えた月曜日にミーティングがあったのですが、まさかのどんでん返しが待ち受けていました。
「先日はあのような形になってしまいましたが、実際、私が言いたかったのは、いかに今の仕事(事業)を効率的にやっていけるかという、建設的な話をしたかった。でも、あなたたちが話をそらして、事業をやめるというような方向になった」
と創業者自ら言うではありませんか。
もう私たちは口があんぐり。
開きっぱなし。
なんですと?
私たちが事業をやめる方向に話を持って行った?
創業者が開口一番に「やめる」と言って、私たちは創業者が文書を読み終えるまでじっと聞き、そしてその後に話し合ったわけですが、その創業者の言葉の中に、仕事を効率的にしていくにはどうしたら良いか、というような投げかけは一切なく、「事業やめますんで」という一方的な押し付けしかなかったので、私たちも色々と言わせていただいたのです。
それを、全部、私たちの責任にさせられてしまいました。
私たちは混乱、そして、もはや話し合いの余地はないと思い、その日のミーティングでは何も言いませんでした。
私たちにとって生活がかかっており、人生が変わる大きな出来事なのに、こんなにも簡単に、理不尽に、振り回されることにウンザリしてしまいました。
私はこの出来事以降、会社を、創業者を、信頼することができなくなり、その後、些細なことも重なって、辞める決意をしました。
その出来事の前にも色々ありましたが、何とか耐えてきました。
耐えられる範囲でしたが、この出来事があってからは、もう何も耐えられなくなりました。
時間は結構経過しましたが、今考えても、退職したことは間違っていなかったと思います。
これから転職活動をする方、こちらをご参考に!
⇒転職活動で注意すべきポイントとは?後悔しないよう私の失敗を参考に
Sponsored Links