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最近手芸店に行くと色々な刺繍キットが売っていますよね。
キットは必要な分の布や糸が入っていて気軽に始められるので初心者におすすめです。
でもそのキットの中に入っていないのが針や刺繍枠。
針は探せば『刺繍針』と名前が書いてあるので簡単に買えますが、悩むのが刺繍枠だと思います。
私、レイナが刺繍を始めた頃は刺繍枠の存在を知らず、枠は使わずに縫っていました。
刺繍を刺す時にひっぱりすぎたせいか、布がよれてせっかく頑張った刺繍の見た目が残念なことに・・・。
使わなくても刺繍はできますが、布が柔らかかったり慣れていなかったりすると綺麗に縫うことは難しいです。
その後、母が持っている刺繍枠を借りて縫ってみると、苦戦していたのがウソみたいに縫いやすいし見た目も綺麗!
なんで使わなかったのか後悔しました。
なので刺繍枠を使うべきだと思います。
手芸店には何種類か刺繍枠が売っていてどれを買うか迷いますよね。
それぞれの使い方を知らないとせっかく買ったのに使えない・・・ってことになってしまうかもしれません。
そこで今回は刺繍枠の種類別の使い方についてお話しします。
一番スタンダードな丸い刺繍枠

きっと刺繍をしたことがない人でも一度は目にしたことがある丸枠。
丸い木枠が二重になっていて、内側と外側の枠の間に布を挟んで固定することで布をピンと張るという使い方。
詳しく知りたい人はこちらの動画を参考にしてください。
最近では100均でも売っていて手に入りやすくなりました。
丸い刺繍枠はワンポイントの刺繍をする時に便利です。
ハンカチやTシャツにちょこっと刺繍したいな~って人は丸い刺繍枠がいいですよ。
丸い刺繍枠のメリットは布のセットの仕方が簡単なこと。
私はセットに時間がかかるとやる気が失せちゃう人なので、パパっとセットできることは選ぶポイントの一つです。
大小さまざまな大きさが売っているので、自分がやりたい刺繍の大きさに合わせて選べますよ。
私が感じるデメリットは、縫っている時に枠を固定する金具に糸が引っかかること。
縫うたびにひっかかっちゃうので、小っちゃいストレスが溜まり続けてイライラします。
10センチくらいの大き目の刺繍をするならストレスがない、次に紹介する刺繍枠がおすめです。
四角い刺繍枠・Qスナップ

Qスナップはプラスチックの枠を丸枠と同じように布で挟んで固定して使います。
主にクロスステッチに使用する刺繍枠です。
Qスナップの動画はこちらを参考に。
私はこのQスナップをつい最近まで知らず、丸枠をず~っと使っていました。
丸枠は図案が大きいと枠の中に納まらず、ある程度縫ったら外して付け直すのを繰り返していました。
これが結構めんどくさい!
丸いと縫える範囲が狭いので付け直しの回数が多いんです。
あと刺繍が進んでいくと刺繍を縫った場所に枠をはめなければいけなくなります。
せっかく綺麗に縫った刺繍が潰れてしまうんですよ。
めっちゃ頑張ったのに潰れてるじゃん・・・って小さくショックをうけます。
何度も触るので写した図案もだんだん薄くなってくし・・・私にとって丸枠は小さいストレスがいっぱい。
そこで出会ったのがQスナップ。
大きさのバリエーションが豊富なので、図案に合うQスナップを見つければ何度も付け直す必要がありません。
一度付けたら縫い終わるまでつけたままにできるのは思った以上に楽チン!
スムーズに作業ができると刺繍もはかどります。
Qスナップは布をセットするのにコツが必要なので慣れるまでは苦戦するかもしれません。
でも慣れてしまえば一番使いやすい刺繍枠だと思いますよ!
私の刺繍枠の使い方
2つの刺繍枠の基本的な使い方をご紹介してきましたが、最後に私の刺繍枠の使い方をお話しします。
私はハンドメイド作品を作る時に刺繍をすることもありますが、持ってる服やバッグに刺繍をするのも好きです。
結構使って飽きてきたモノに好きな刺繍をすると、新鮮な気持ちで着ることができます。
一番縫いやすいのがハンカチでワンポイント刺繍をよくします。
でもハンカチの角に刺繍をするときは刺繍枠がつけれません。
なくても刺繍はできるけど、仕上がりの綺麗さを考えると刺繍枠をつけて縫いたいですよね。
そんな時はいらない布をハンカチの角にざっくりと縫いつけて刺繍枠をはめるんです!
私はこの方法を母から聞いたのですが「なるほどっ!」って感心しました。
この方法は縁を刺繍したいけど布が足りない~ってときに役立ちます。
困った時はやってみてくださいね。
刺繍枠の使い方まとめ
1.丸い刺繍枠はワンポイントの刺繍をするときに使うのがおすすめ
2.大きめの刺繍をするならQスナップが使いやすい!
3.角や縁の刺繍は別布で足して刺繍枠をつけるとやりやすい
刺繍枠は作品の大きさによって分けると作業がグっとはかどりますよ。
縫いにくさは結構ストレスになるので、お金はかかりますがケチらずに刺繍枠を使うことをおすすめします。
刺繍枠を使って刺繍を楽しみましょう!
刺繍ミシンも幅が広がって楽しいですよ〜♪
⇒私がおすすめする刺繍ミシンを買う時の決め手
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