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雑貨屋さんや100均などをうろうろしていると、お洒落なランチョンマットがたくさん置いてありますよね!
とっても可愛くてついつい欲しくなってしまいます。
このランチョンマットを敷いて、あの食器で食事したらおしゃれかも・・・
いろいろと想像が膨らみます。
でも実際に使うかと言われるとどうでしょう。
我が家には小さい子どもがいるため、毎回汚れることは目に見えているし、それ以上に、マットごと料理がすべてひっくり返るという惨劇が絶対に待っていると思うと、使えません。残念ながら。
そうでなかったとしても、面倒くさがりの私は最初だけ使って、いつの間にか使わなくなりそうです。
ところで、
ランチョンマットは何も料理の下に敷くだけにしか使えないわけではないですよね。
そのままの形での利用以外にも、リメイクすると結構意外な物にも使えちゃうんです!!
今日はランチョンマットを簡単リメイクして使う、ぴったりなアイテムをたくさん伝授しちゃいます。
そのためにランチョンマットを買うもよし、古くなった物を利用するもよし。
ランチョンマットを使わない人もよく使う人も必見ですよ。
目次
大きさに注目!作業時間1分。そのままの形で使えるアレ

ランチョンマットはその豊富でお洒落なデザインから、インテリアにうまく活用したいですよね。
玄関の下駄箱の上など、何かを飾る際にその下に敷いている方も多いのではないでしょうか。
インテリア用のマットや布はそれなりにお値段もしたりしますが、ランチョンマットは比較的安価でも手に入るため、最初からそのつもりでランチョンマットを探すというのもいいかもしれませんよね。
意外と使いやすい大きさですよ。
私もかつては出窓の上に置いて、その上に写真立てやキャンドルやプリザーブドフラワーなど、いろいろな物を飾っていました。
かつて、というのは、やはり子供が布を引っ張って落としたりするので、今は使うのをやめてしまったという経緯があるのです。
ところで,
ランチョンマットは一般に、縦33cm前後×横43cm前後程度の大きさをしています。
これ、実はカラーボックスにぴったりのサイズなんですよ。
針・糸・はさみ、何の準備も不要でカラーボックスの目隠しカーテンが作れちゃいます。
以下の動画が参考になります。
この要領で、カラーボックス以外にも、作り付けのオープン棚や、トイレの上などのつっぱり棚の目隠し、小窓のカーテンなどにも利用できますよね。
横幅が足りない大きさならば、同じものを二枚並べれば解決。
カーテンはたるんでいても大丈夫なので、極端に小さかったり大きかったりする場所でなければ、割とどんな大きさの場所にでも利用出来ます。
カフェカーテンをメーターで買ってくるよりもお手軽ですし、何よりランチョンマットだと端の処理が不要なので、本当に使いやすいです。
目隠し、といえば、物にかぶせて使っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
目隠し以外にも埃よけの意味もありますよね。
100均などで手に入る大きめのカゴなんかも、このランチョンマットとサイズの相性が良いです。
ものを入れて上からかぶせるだけではなく、かごに縫い付けて蓋付のカゴにしてしまうと使いやすいですよ。
こちらも端の処理不要でそのまま使えるから本当に便利です。
ランチョンマットは裁縫初心者の心強い味方。そのワケとは!?

さて、これまではランチョンマットそのままをインテリアに活かす方法をお伝えしてきましたが、そこで強調してきたのが「端の処理」です。
基本的に、布は切ったところからほつれてくるので、ほつれ防止のため、ジグザクミシンの処理や、三つ折にしてミシンがけするなどの処理が必要なのですが、正直、これが結構手間。
やってみると、そう難しいことではありません。
もちろん布の性質にもよりますが、極端に分厚いとか柔らかすぎるとかでなければ、丁寧にアイロンやミシンを使えば、簡単に出来ることではあるんです。
とはいえ時間はかかるし、面倒くさい。
その面倒くささを回避するため、私はさらに面倒かもしれないのに裏地つけをしてしまったりします。
比較的ミシン作業が好きな私ですらこれなので、特に裁縫初心者の方には、この手間がハードルになりかねません。
さらに言ってしまうと、その前の布の裁断というのもとても面倒なんですよね。
型紙を布にうつして切るだけのことなのですが、面倒くさがりの私に言わせれば、布の裁断が終わればほとんど終わったようなもの、というぐらいの工程です。
裁断の前は大きな布を扱わなければならないし、縫い代のことを考えたり、すべてのパーツがちゃんとおさまるように型紙の取り方を考えたりするのが意外に手間なんですよね。
というわけで。
既に裁断・端の処理までがしてある布があって、それにさらに加工を施すだけだとかなりハードルは下がると個人的には思います。
ランチョンマットはまさに、既に裁断・端の処理までがしてある布なんです!!
というのも、ランチョンマット程度の大きさの長方形から作れるものって実は結構あるんですよね。
以下ではランチョンマットを少しミシンで加工して作れるものをご紹介します!
まずはバッグ。
基本形は、ランチョンマットを中表に二つ折りにして両端を抜って袋状にし、お好きな持ち手をつけたら完成。
端にフリンジやレースなどがついていて、そのまま使うのであれば、中表にする必要はありません。
これをアレンジしてマチをつけても良いですし、ランチョンマット2枚使い、両端と底を縫い合わせて作ればA4が入るサイズのトートバッグにもなります。
ちょっとしたお買い物バッグとしても使いやすい大きさですね。
さらに、マチを多めにとって、持ち手ではなく紐を通して巾着タイプにすると、お弁当入れにもぴったりですよ!
もともとランチョンマットとして作られているため、物によっては撥水加工などしてある場合もあり、その点でもお弁当袋には最適ですよね。
三つ折にして袋部分を縫い、ボタンをつければクラッチバッグにも変身。それに肩紐を付けてショルダーバッグにもなります。
ファスナーを付けてポーチにするにも良い大きさです。
こんな風にアレンジし放題。
裁断・端の処理の作業がない分、あっという間に形が出来てしまうので、ワッペンやレース、コサージュをつけるなどのデコレーションの方に時間をかけることもできますよ。
かわいいランチョンマットをうまく利用して、自分好みのバッグを作ってみてくださいね!
お次は幼児用のエプロン。
まずは以下の動画をご覧下さい。
とても簡単な方法で作れるエプロンが紹介されていますが、これにランチョンマットを使うとさらに簡単になります。
ランチョンマットを縦に置いた際、上にくる2つの角を三角に切り落とし、そこを三つ折にして紐を通すだけ!
私はこの方法で当時3歳の娘にエプロンを作りました。
お弁当袋と同じく、もともとランチョンマットなので、生地としてはエプロンに使うのは最適だと思います。
私は3歳の子供に作ってちょうど良い大きさでしたが・・・と言ってもわが娘はかなり大きい方ですが・・・紐の長さを調節することで長く使うことが出来ると思いますよ!!それでも大きさが足りない場合は女の子ならレースを足して長さを出すことも可能です。
この頃はお手伝いに興味が出たりするお年頃。
でもまだまだ気分屋で、本格的にエプロンを買うほどでもないですよね。
このランチョンマットのエプロンだとそんな悩みも解決!安価であっという間に出来てしまうので、ちょっと気分がのっている時のお手伝いやおままごと、あるいは洗い替え用のエプロンとしてもぴったりですよ。
それよりももっと大きなお子さんには、ランチョンマットを横置きして、上の端を三つ折(面倒なら二つ折でも可)にし、そこに紐を通してカフェエプロンを作るというのも手ですね!
年の離れたきょうだいに、お揃いのランチョンマットで縦型エプロンとカフェエプロンを作るのもオススメです!!
最後はロールアップタイプの小物入れ。
まずはイメージのため、こちらの動画をご覧下さい。
こちらは布製のランチョンマットではないのでリメイクの方法は変わってきますが、このようなタイプの物を作るのにぴったりなサイズのランチョンマット。
動画のコスメ筆以外にも、ペンケースや箸などのカトラリーホルダーとして、また、かぎ針入れなどにも応用ができそうです。
入れたいのもの長さや太さ、数によって、ランチョンマットを縦か横に置いて、折り返して袋状にし、さらに仕切り部分を縫っていくという方法、もしくはランチョンマット2枚を使用し、やはり入れたい物に合わせた高さのところで縫い合わせて仕切り部分を縫っていく方法などが考えられますね!
この動画のように、底部分がないホルダーでよければ、太めのリボンやレースを使ったりしても可愛いです!
要は土台のランチョンマットに、ホルダー部分をつけるだけで、オシャレで便利な収納ケースに早変わりするのです!
サイズぴったり!意外なアレのリメイクに活用

さて、お次は箱に貼る布として利用する方法をご紹介。
我が家であまっていたランチョンマット。
何かに使えないかなあと考えていて、あるものに当ててみたらサイズがぴったりでびっくりしたものがあります。
それは洗濯洗剤の箱!
洗濯洗剤の箱って、とてもしっかりしていて、ただで捨てるのは勿体無いなと感じたことのある方、いらっしゃいませんか?
実はランチョンマットの短い方の辺の長さが、洗剤の箱の両側面・前面と3辺を足した長さとぴったりなんです。
そこで、ランチョンマットの両端にくる部分をうまく利用します。
まず洗剤の箱の背面に、ランチョンマットの片方の辺を、背面の長さより少し長めに切って、少し側面にかかるように貼り、その上から両側面・前面部分にもう一方の辺全体を使って貼ってしまうと、しっかりと端の処理がなされた状態で洗剤の箱に布が貼れるんです。
すべて高さは洗剤の箱よりも長めに切って、底を包むように貼ってくださいね!
切れ端はすべて底側にくるので、底の部分も気になる場合は、マットの上からサイズをあわせたフェルトを貼れば簡単に処理出来ます。
ちなみに薄めの芯や綿を貼ってからランチョンマットを貼れば、ふわっと丸みが出て、もとの箱が洗剤の箱かどうかわからなくなりますよ!
ただし、芯や綿が分厚いとランチョンマットでは長さが少し足りなくなるので要注意です。
洗濯洗剤の箱自体は、洗濯バサミ入れとして使ったり、文房具立てとしてもかなり使いやすいです。
ボンドやハサミを立てたり、子供用の色鉛筆立としても使っています。
ちなみに、横幅が牛乳パック2個分の大きさとちょうどよく、奥行は牛乳パック1個入れると少し隙間が空くので、中に牛乳パックを2個入れると、4つの仕切りが作れます。
我が家では洗面台にある物を置くスペースに洗剤の箱がぴったりおさまるので、そこにブラシや化粧品などを入れて使っていますよ!
牛乳パックの仕切りで出来た小さい方の隙間にコームやカミソリなどの細いものを立てたり、メガネのつる部分を差し込んでメガネ置きにしたりと便利に使えますよ!
そもそも液体洗剤が主流な昨今、出番は少ないかもしれませんが、粉洗剤派の方はぜひ活用してみてくださいね!
ちなみに粉洗剤は液体洗剤より洗浄力は高いらしいですよ。
ランチョンマットリメイクまとめ
1.そのままの大きさを利用して、目隠しカーテンや物にかぶせる布として使用
2.端が処理されていることを利用してお手軽ソーイングに活用可能
3.実は洗濯洗剤の箱にぴったり!
ランチョンマット、もちろん端を切ってしまえば布としてさらに使い方が広がりますが、ランチョンマットならではの大きさを活用するとかなりお手軽にリメイクできちゃいますよ!
今回は布製のランチョンマットを想定していましたが、他の素材・他の大きさのリメイク方法もいろいろあるので調べてみてくださいね!
使えないわけじゃないけど飽きたから変えたい、なんてときにもリメイク出来れば嬉しいですね!
牛乳パック、紙袋、ラップの芯…。
「何かに使えるかも」と取っておきたくなる廃材ありますよね。
しかし、廃材が、素敵な雑貨に変身できちゃうんですよ♪
→廃材をリメイクした雑貨の作り方。これでエコなインテリアの達人に!
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