この記事の所要時間: 約 13分24秒
出典:ハンドメイド・手芸レシピならアトリエ
http://atelier.woman.excite.co.jp/creation/31893.html
不器用でも気軽にチャレンジ出来る、
簡単ゆるかわ100均リメイクを探求し続けるさくらです。
今回の100均リメイクのテーマは「アンティーク」です。
100均雑貨をちょっとした裏技でアンティークな風合いのおしゃれな雑貨に変身させるリメイクアイデアがたくさんあります。
やすりなどを使ってシャビー感を出すものから、ひび割れ加工の出来る塗料を使う本格的なものまでいろいろなアレンジがありますが、あくまでも100均で手に入りそうな材料で作りたい!ということにこだわって、今回も出来るだけ大がかりな道具は使わずに、小学生の工作程度の道具で出来そうなリメイク例を探してみました。
目次
トライしやすい!アンティーク風ボトル

出典:洋菓子本店 sasaki
http://blog.livedoor.jp/sskkyn/archives/51591093.html
アンティーク風に加工するのに一番トライしやすいのはボトルのリメイクです。
上の写真のアンティーク風のボトル、元は栄養ドリンクの瓶です。
瓶の色を活かしてダイソーで売っているヴィンテージラベルを貼っただけだそうですが、とても素敵な仕上がりになっていますね。
このブロガーさんはアロマのディフューザーに使えると仰っていますが、ずらりと棚に並べておくだけでもインテリアになりそうです。

出典:ナチュラルアンティーク雑貨&家具のお部屋
http://ameblo.jp/petit-article/theme-10078729510.html
こちらも瓶の色を活かしたアンティーク風リメイク。
この瓶はクリープの空き瓶。
ラベルを貼り替えるだけでこんなにおしゃれになるんですね。
塗って削ってエイジング加工

出典:暮らしかいものかご
http://zakka-matome.com/article/170483869.html
上記の写真のように、白木のグッズを使い込んだ風合いにリメイクしたいなら、オイルステインかブライワックスを塗るのが一番簡単な方法です。
ちなみに上の写真の正方形のボックスは元はダイソーで売っていた升だそうです!
まったく升の面影がなく、おしゃれに仕上がっています。
ただ、私の家の近くの100均だけかもしれませんが、ステインやブライワックスを置いていないようなので、ホームセンターで探すといいかもしれません。
とはいっても出来るだけ100均で揃えた物でリメイクしたい私としては、下の写真のように「削る」リメイク技もご紹介したいと思います。

出典:*。+RichaMarket+。*
http://ameblo.jp/richamarket/entry-11397336105.html
こちらのディスプレイフレームは、アンティークっぽい色の写真立てに紙やすりをかけて、さらにユーズド感を出しています。
フレームに貼った鍵のパーツも真鍮テイストのアンティークなカラーの物を選んでいるので、とてもシックでおしゃれな感じに仕上がっていますね。

出典:Una Casita~小さな白い家
http://cafeaulaitirocotori.blog.fc2.com/blog-entry-727.html
こちらは「削る」というよりは「剥ぐ」というほうがふさわしいのか?というリメイク技。
トタンばさみで表面を剥いでボロボロの風合いにして、白いワイヤーかごを使い込んだユーズド感あふれる雑貨に変身させました。
中に飾る雑貨を白とグリーンでまとめてあって、ユーズド感を引き立ててすっきりとおしゃれな印象ですね。
センスのいいブロガーさんの写真はリメイク技だけでなく、飾り方も参考になります。
「塗る」のはペンキや絵の具だけじゃない? 目からうろこのリメイク技!
削ったり剥ぐリメイクも素敵ですが、「塗る」リメイクでのエイジング加工で何か面白いものはないか、と探していたら意外な物を使ってのアイデアに辿り着きました!

出典:しおくま日誌
http://shiokuma21.blog69.fc2.com/blog-entry-57.html
こちらのブロガーさんがエイジング加工に使っている物は何だと思いますか?
なんとインスタントコーヒーです!
エスプレッソ並に濃く溶いたものを塗っていくそうです。
少しくらいムラになっても、逆にそれがいい味を出しているし、100均ウッドボックスにありがちな、ちょっとファンシーすぎる?というロゴの時にはわざわざやすりで削って文字を消さなくても、コーヒーを塗るとほぼ見えなくなるし、すごいアイデアですよね。
さらにコーヒーを塗る前にボックスをハンマーで叩いてボコボコにして、ユーズド感を出す芸の細かさ。
この方はウッドボックスの他にも、空き缶リメイクのエイジング加工でコーヒーを使ってこんなおしゃれなリメイク缶を作っていらっしゃいます。

出典:しおくま日誌
http://shiokuma21.blog69.fc2.com/blog-entry-32.html
このコーヒーを使ってユーズド感を出すテクニック、木製の製品や空き缶、また紙などにはよく使う技です。
ガーデニングなどを趣味にされている方はこんなふうにじょうろまでリメイクします。

出典:100均!セリアの「ブリキのバケツ」をアンティーク雑貨に変身させる技
http://news.mynavi.jp/news/2015/10/29/353/
こちらはラベルにコーヒーで汚れをつける演出をされたそうです。
じょうろ本体はスポンジに含ませた絵の具で汚れをつけているそうですが、簡単に出来るので興味のある方は、ぜひトライしてみてください。
コーヒーを使ってリメイクされる方の中には「まるで料理?」と思わせるようなテクニックで、木製の洗濯バサミを染めてしまう技まで。
ちょっとお料理っぽいけれど、親切でわかりやすい動画なので、参考にしてみてください。
こちらも木製で鍋に入る大きさのものならば、いろいろな物にアレンジできそうですね。
身近な物で気軽に出来るリメイク技なので、ぜひお勧めしたいテクニックです。
上にあげた物以外でアンティーク加工の王道といえば、やはり水性ニスでしょう。

出典:roomclip
http://roomclip.jp/photo/qQhg
こちらはダイソーのニスを塗っただけというウッドボックスです。
水性ニスだけとは思えないほど使い込んだアンティークな感じが出ています。
これを作ったブロガーさんは「ムラが気になるから塗り直そうか」と仰っていますが、
そのムラがいい感じにシャビー感を演出しているので、私の個人的な感想としては、このまま塗り直さずに使っていただきたいものです。
ダイソーはニスの種類が豊富で使いやすいので、お勧めです。
個人的な感想としては、メープルは全体的に赤っぽくなるので、他の色の方がアンティークっぽくする時にはいいと思います。
「塗る」技を駆使すれば、ここまで出来る!
正統派の「塗る」リメイク技を進化させて、2色のペンキを使ってシャビー感を出すと、こんなおしゃれなステンドグラス風フレームが出来ます。

出典:不器用だけど♪100円でナチュラルハンドメイド
http://ameblo.jp/12noru4/theme-10026543595.html
このステンドグラス風の模様は、3Dジェルシールにガラス絵の具で色をつけているそうです。
すごいアイデアですよね。
さらに後ろに重ねてある洋書の1ページは端を焼いて、アンティーク感をだしています。
この紙の端を線香などで焼いて焦げを作る技もエイジング加工ではよく使われます。
上のような洋書の1ページや楽譜などの端を焼くと、シックなアンティーク感が演出できますが、やけどには気をつけてトライしてみてくださいね。
この焼く技とコーヒーなどを汚しに使う技を併せて使うと、最初に紹介したボトルリメイクがさらに進化して

出典:生活空間へのこだわり専門サイト ルームフレーバー.com お部屋レシピ
http://www.roomflavor.com/recipe/detail_1.php
こんなにシックで素敵なアンティーク風ボトルが出来上がります。
上記のサイトでは、アンティーク風ボトルの作成手順が写真入りでかなりくわしく説明されています。
瓶のリメイクに限らず、ラベルや紙類などを汚れ加工したいときには参考にしてくださいね。
次はちょっと大きめサイズのグッズのアンティークリメイクです。

出典:pink pinko life
http://blog.livedoor.jp/naniwano/archives/52548977.html
上の写真のピンボード、元は何だと思いますか?
100均リメイク好きな人はピンときたかもしれません。
そう、まな板です。
まな板をステイン剤で塗り、上の部分をアクリル絵の具で塗っただけ。
黒と茶色の組み合わせがとても渋くて、男前インテリアにぴったりです。
100均のまな板は桐素材が多いので、比較的やわらかくピンも刺さりやすいのでいろいろアレンジができます。

出典:HOME+aholic(旧**antique and French country house**)
http://masaomyouji.blog81.fc2.com/blog-category-4.html
こちらは同じセリアのまな板を使って、カフェトレーにリメイク。
同じまな板がまったく違うものに変身するのも、100均リメイクの楽しさです。
それにしてもおしゃれなトレーですね。
こんなトレーでビールとおつまみを出されたら、お酒がすすんでしまうかも(それ、カフェトレーではないしwww)
これまでは木製の物やスチール素材、もしくは空き缶や空き瓶のアンティークリメイクをご紹介してきましたが、「塗る」技を使えば、アンティークリメイクには向かないと思われがちなプラスティック素材も簡単にエイジング加工出来てしまいます。

出典:happy bridge
http://easytempo.blog61.fc2.com/blog-entry-235.html
上の写真はセリアで売っているデコレーションフレームを白くペイントして、ステインで汚し加工したもの。
元の色が黒とショッキングピンクだったとはまったくわかりません。
マットな仕上がりと程良い汚れ具合がおしゃれです。
同じタイプのデコレーションフレームを使ったリメイク動画もあります。
手順もわかりやすく、こちらの仕上がりはゴールドと黒の組み合わせがシックで素敵です。
フレーム以外のプラスティック素材のアンティークリメイクにも活用できる技なので、よろしかったら参考にしてください。
プラスティック素材をアンティークっぽくエイジング加工するなら、個人的には動画のように黒の下地にゴールドかシルバーでペイントするのが一番しっくりくると思います。
もしくは白や黒のアクリル絵の具でマットな感じでペイントすると、アンティーク感が出ます。
さらに汚れを少しプラスすると、使い込んだ雰囲気が醸し出せます。
どうしてもピンクや水色などのパステルカラーを使いたいなら、ほんの少しグレーを混ぜてスモーキーな感じにすると使い込んだ風合いが出るので、試してみてください。
アンティーク風といえばやっぱりこれ!アクセサリーリメイク
アンティークリメイクの定番の一つがアクセサリー。
100均にはそれこそかわいいアンティーク調のアクセサリーパーツが充実しています。
けれどもこれまで紹介出来なかったのは、私が不器用でアクセサリーなんて作れないから。
とはいえ、ブロガーさんたちのリメイク作品は素敵なものが多いので、手軽に出来そうなものを中心にご紹介していきます。
まず、アンティーク調のアクセサリーパーツが充実しているセリアのものを使ったリメイクです。

出典:サンキュ!主婦ブログ
http://39.benesse.ne.jp/blog/konnoeri/archive/210
上記のパーツを使って、

出典:サンキュ!主婦ブログ
http://39.benesse.ne.jp/blog/konnoeri/archive/210
こんなおしゃれなピアスが出来上がりました。道具は100均で売っているアクセサリーパーツとラジオペンチ(これも100均で売ってますね)だけだそうです。
私もピアスはしないのですが、ラジオペンチだけならちょっとやってみようかな、と思ってしまいます。
細かい作業が苦手だという事も忘れて……。
そんなことを言っていたら、身近なところに100均アクセサリーパーツを使っている女子がいました。
うちの娘です。
レジンで小物を作るのが趣味で、アンティークっぽいグッズでこんなチャームを作っています。

今は大抵の100均でレジンの材料は揃います。
作り方も簡単で土台の枠に好きなパーツや切り抜きを置いて、レジン液を流し込み、UVライトの下に置くか日光のあたる場所において固まるのを待つだけ。
娘が言うには「レジン液を流すときに気泡が出来たら、つまようじなどでつぶすことと、固まるまで、絶対に触らないことが大事」だそうです。
日光の下だと完全に固まるまで1時間以上かかるのですが、それが待てないせっかちな方は東急ハンズなどで売っているUVライトを使うのがお勧めです。
(ちなみに娘はいうまでもなく、じっと待てないタイプですw)
確か3000円くらいだったと思います。
100均はアンティークリメイクの宝島!
こうしてみると、100均にはアクセサリーパーツやインテリアパーツをはじめ、いろいろなアンティーク調の雑貨が充実しているのがわかりますね。
まさにアンティークリメイクの宝箱です!
上級者になると、いろいろな薬剤を使ってエイジング加工をしてみたり、道具も手順も複雑になってきますが、とりあえず楽しくゆるくリメイクが信条の私は、簡単にできるものから始めてみてはいかがでしょうか。
自分で作った雑貨で、お部屋がおしゃれなアンティーク仕様になったら素敵ですよね♪
あ、その前にさくら家は掃除をしなくては!なんですがねww
やってみたいけれど、不器用だから自信ない…と思っている方必見です!!
ゆる~く楽しく、100均リメイクしてみませんか?
→100均をゆる~くリメイク。おしゃれ雑貨に生まれ変わらせるコツ
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