この記事の所要時間: 約 8分41秒
こんにちは、何度も英語を勉強しては挫折してきたマイヤです。
英語に限らずそうですが、語学学習を同じモチベーションでずーっと続けることって難しくないですか?
何かしらの動機があると、最初の頃は結構必死になって勉強しますが、仕事が忙しくなったり、一日でもやらないとズルズルとやらなくなってしまって、気づけば参考書を開いたのはいつだったっけ…というようなことが私には何度もありました。
外国に行くと、「やっぱり勉強しなきゃ!」と思って意気揚々と本を買ったりしても、数日後にはやらなくなり、再び外国へ行った時に「やっぱりやっておかなくちゃ」と思って、の繰り返し。
一時的にやる気は出ても、それが続かないということを何度も経験してきました。
海外転勤になった、会社の公用語が英語になった、というような必要に迫られない限りは、日本に住んでいると、そんなに英語ができなくとも困らないのが現実。
でも語学をちゃんと習得したい!
そう思いませんか?
今回は語学を習得する際のモチベーション維持について、私が実践していることをご紹介します。
目次
モチベーションが下がる原因を知る

モチベーションを上げることも大切ですが、なぜモチベーションが下がってしまうのかを考えないと、闇雲に上げようと努力しても結局続かないことが往々にしてあります。
モチベーションが下がることの一番の原因は、何と言っても必要に迫られていないこと。
「これができなきゃ生活できない!」
というような状況にでもならない限り、なかなか高いモチベーションは維持できません。
日本の片田舎で、日本語を使って仕事をし、パートナーも日本人、外国人の友達も特にいない、という環境の中で黙々と語学の勉強を続けられる方は、ツワモノですし、そうなかなかいないと思います。
必要に迫られているわけではないけれど、英語をペラペラ話せたらカッコイイし、できることなら勉強しておきたいけれど…続かない、という方がかなり多いのではないでしょうか。
自分を必要に迫らせることも重要ではありますが、語学学習が続かない原因が実は他にもあります。
それは、ゴールがないということ。
さらに、自分の進歩が明確にわかりづらいということもモチベーションが下がる原因となります。
単語を100語新しく覚えたとしても、いきなりペラペラ話せるようになるわけではありません。
どこまで何をすれば「英語ができる」という明確なラインもなく、どのくらい自分ができるようになったのか、すごくわかりづらく、全然進展していないように感じて嫌気がさしてくることもあります。
また、自分に合っていない勉強法だと、当然ですがモチベーションは下がります。
これらの原因を取り除くことで、語学学習のモチベーション維持に繋がっていくと私は自分自身の体験から思いました。
次は具体的にどのようにその原因を除いていったかをご紹介します。
何と言っても、やっぱりコレ

モチベーションを高めるには、外国に行くのが一番です。
嫌でも外国語が耳に入りますし、自分から使う機会もそこらじゅうゴロゴロあります。
とにもかくにも、外国に頻繁に行くのが一番良いわけですが、これはお金と時間の余裕がなければ、とても難しいですよね。
たいてい時間がある時はお金がなく、お金がある時は時間がないものなので、頻繁に海外へ行くというのは、現実的に考えて無理だという方がほとんどだと思います。
そんな中、私がオススメするのはコレ。
私がオススメするのは、京都に行くこと。
京都は本当に外国人観光客が多いです。
もちろん東京にも沢山来ていますが、外国人と触れ合うことにフォーカスを当てると、バーなどに行かないとそう頻繁に出くわすものでもありません。
外国人が集うバーに行くのも良いですが、お酒が入ることで特に女性は気を付けなければならないこともあります。
その点、京都は歩いているだけで様々な言語を耳にすることができます。
東京では雑音も多かったりしますが、京都のお寺にちょっと入ってみれば、喧騒とまではならないので、ネイティブたちの「自然な会話」をそのまま聞けます。
さらに道には地図を広げて観光している外国人も非常に多く、こちらから話しかける機会もあれば、話しかけられる機会も多く、この時に自分の勉強を発揮すればモチベーションの維持に繋がります。
京都ならば全国からのアクセスもそんなに悪くはないですし、色々な国に行かなくとも、色々な国の言語を耳にできる、とてもオススメなスポットです!
先日、京都に行った際に、何人もの中国人観光客が「走吧」と言っていました。
この言葉、実は京都に行く数日前にEテレの中国語講座のキーフレーズで紹介されていて、もうまさにタイムリーに聞き取ることができた時は感動ものでした!
こんなちょっとした感動もモチベーション維持になりますよ!
学生時代は嫌いな人も多かったかもしれないけれど

モチベーションの維持に有効なのがテスト。
子供の頃はテストが嫌いだった人もいるかと思いますが、テストのような区切りがないと、ダラ~っと勉強することになり、メリハリがなくなってやる気が下がって行くことが少なくないです。
やっぱりテストを受けるとなると、良い点数を取りたいですし、その為に一生懸命に勉強しますよね。
何か目標を持つということは非常に重要になってきます。
でもここで注意したいのは、テストの種類。
英語は特に様々な資格がありますが、それぞれに特性があります。
ビジネスに特化したものもあれば、学問に特化したものもあります。
つまり、自分が全く興味なく、避けている分野のテストを受けても疲れるだけなんです。
勉強してもやる気は下がって行ってしまいます。
私は何となくカッコイイからという理由で、まだまだ日常会話も不十分なうちから、ビジネス英語の資格を受けてみようと受験しましたが、ビジネス英語を使う機会もなく、勉強もとにかく楽しくなく、単語も全然頭に入って来なかったんです。
テスト結果もイマイチ。
もちろん必要な環境にある場合は、そんなこと言わずに勉強していかなければならないわけですが、そうでない場合は、まずは自分が興味を持てるところから始めていかないと、本当に続かないです。
まずは自分の興味あるところから始めて、そこで実力試しとしてテストを受験することで、自分のレベルが明確になり、「次はこのレベルに到達できるよう頑張ろう」というやる気に繋がっていきます。
勉強のやり方を見つめてみる

語学学習において、そのやり方は非常に重要となってきます。
思い出してください。
中学生になって英語が本格的に授業のカリキュラムとして登場し、楽しかったですか?
これで楽しかったのならば、英語の先生に恵まれていた、英語に元々興味があった、もしくはテキストが合っていたのだと思います。
実は、私は全く楽しくありませんでした。
興味もありませんでした。
「I play baseball.」
こんなセリフ、いつ使うの?
日本語でも「私は野球をします」なんて言わないけれど。
勉強する意味ある?
そんなことを思っていました。
この内容をいかに面白くして生徒に興味を抱かせるかが先生の腕の見せ所ではありますが、スクールに行くわけではなく独学で勉強しようとしている方にとっては、確かに文法としては初級で非常に重要なところではあっても、楽しく勉強するのは難しいと思います。
そこでオススメしたいのが、
海外ドラマや海外の映画を見て、様々な英語の表現を知るということ。
私は中学時代に英検を受験したのですが、学校では習っていない表現も「たぶんコレだと思う」というように、答えが何となくわかることがありました。
それは大好きな洋画を何度も繰り返し見て、何となく聞きなれた表現はコレだから、というように「聞きなれた表現」というのがあったのです。
もちろん、文法からガッツリ勉強したいという方は、それで続くのであれば、その方法を取った方が賢明ですが、それで続かないのであれば、まずは自分が興味のある映画などから学んでいく方が楽しいですし、頭に入りやすいです。
中学時代によく見ていた映画を、最近になって久しぶりに見てみたのですが、当時はよくわからなかった表現も、今見てみると辞書を引かずに理解できるものが沢山あり、自分の成長を実感できたことが非常に嬉しかったです。
映画やドラマなら様々なジャンルのものがあるので、興味を持てる作品があるはず。
「習うより慣れろ」とは、まさにこのことだと思いますよ!
英語を勉強するモチベーションを維持させるには、どうすべきかのまとめ
1. モチベーションが下がる原因を知る
(必要性がない、ゴールがない、成長がわかりにくい、勉強方法があっていない)
2. 外国に行くのがモチベーションを高めるには一番良い
3. 外国にまで行かなくとも、京都に行けば、外国語に触れる機会多数あり!
4. テストを受けると、区切りができてメリハリがつけられる、自分の成長がわかる
5. 勉強方法を見直してみる(映画やドラマを活用してみるのもアリ)
本当はできるようになりたいのに、勉強を続けていくことがなかなか難しい語学学習。
最近ではアプリや動画でも学習ができるようになり、スクールに行かずとも学びやすい環境になったのは間違いありません。
これを好機ととらえて、英語の学習から遠のいていた人は、再開してみるのも良いと思いますよ!
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