この記事の所要時間: 約 5分19秒
こんにちは。
キッチンに入ると、心が無でも体が勝手に動く、たけいさんです。
女性です。
今回、凄くびっくりしながらこの記事を書いています。
感じ悪く聞こえたら、ごめんなさい。
小麦粉の、薄力粉と強力粉の違いを知らない人がいるって、本当ですか!?
責めるつもりはないんですが、知らないとめちゃくちゃ損しますよ!!
反対に、知っているだけで、あの分野でほめられまくり、もしくは名人になれるのに……。
今回、スイーツ男子をゲットしたい女子も、必見です!!!
小麦粉、薄力粉と強力粉の違い
ちなみに薄力粉と強力粉というのは、どちらも小麦粉です。
使われている小麦の種類が違うのです。
日清製粉グループのサイト(http://www.nisshin.com/)の、「小麦粉百科」の「小麦の種類」が、非常に分かりやすいので、それを参考にしてご説明しましょう。
小麦には複数の種類があり、含まれているたんぱく質の質と量などによって、区別されます。
硬質小麦

出典http://www.nisshin.com/entertainment/encyclopedia/flour_02.html
例えば、この「硬質小麦」は、たんぱく質が多い。
そして、粘弾性(粘り・弾力性)に富むため、パンや中華麺向きなんです。
これが強力粉になります。
軟質小麦

出典http://www.nisshin.com/entertainment/encyclopedia/flour_02.html
そしてこの「軟質小麦」は、たんぱく質が少なく、適度にやわらかい。
だから天ぷらなどの料理、そして、ケーキやお菓子向きなんですね。
これが薄力粉になります。
ちなみに、小麦粉に含まれるたんぱく質(「グルテン」といいます)の量と質によって、小麦粉は、次の3つに分類されるのが一般的です。

出典http://www.nisshin.com/entertainment/encyclopedia/flour_02.html

出典http://www.nisshin.com/entertainment/encyclopedia/flour_02.html
くりかえしますが、強力粉はたんぱく質が多く、粘弾性(粘り・弾力性)に富む。
だからパンや中華麺向きなんです。
薄力粉は、たんぱく質が少なく、適度にやわらかい。
だから天ぷらなどの料理、そして、ケーキやお菓子向きなんですね。
小麦粉、薄力粉と強力粉。代用はできる?

このように小麦の種類、性質が違うため、代用は難しいのです。
例えば、スポンジケーキ、クッキーのレシピを調べてみてください。
両方とも、使用されているのは、ほとんどが薄力粉です。
特にスポンジケーキは、強力粉を使うとふくらまないのが基本です。
反対に、ピザ生地は強力粉をつかうのが一般的です。
まぜる場合もありますが、薄力粉だけだと、ピザの独特の食感が出ないんです。
同じ「粉」でも、代用できるものもあります!代用の方法を覚えておくと便利ですよ♪
⇒片栗粉、パン粉、天ぷら粉の代用。松阪牛まで揚げてためしてみた!!

スイーツづくりの話に戻りましょう。
イベントで、初めてスイーツづくりに挑戦する女子もいますよね。
そういう時は初心者むけの、スイーツ、お菓子づくりの基本、コツや注意点が書いてある本を買ってきて、熟読して、本当にその通りにつくってみた方がいいです。
ネットで調べてもいいですね。
サイトで、こういうのがありました。
http://park.ajinomoto.co.jp/recipe/corner/largeSp/valentine2012/okashi/01
例えば、ここにも書いてありますけれど、スイーツ、お菓子づくりの成功の秘訣は、正確に材料を計ることです。
料理だと、けっこう、てきとうにつくってもおいしかったりしますよね。
サラダのドレッシングの油、酢の割合、私も時々てきとうです。
でもスイーツだと、めんどうでも材料を正確に計る、小麦粉をふるう、バターなども、材料を室内に出して室温にもどしておく……と、キーッとなりそうになっても、本当に書いてある通りにつくってみると、初心者でも失敗することは少ないです。
苦しいです。
でもやってみると、きっと、
「私がこれをつくったの!?」
ってびっくりするくらい、おいしいものができるはず。
私はクッキーから始めましたが、あの感激は忘れられませんね。
まわりの反応も。
めんどうだけど、きっと最初は高くつくけど、レシピの通りに丁寧につくれば、初心者でも、
「すごーい!これ、売れるよ」
だとか、
「手づくりって、やっぱいいよね」
と皆に言ってもらえるのが、スイーツづくりのいいところなんです。
凄く喜ばれるし、感心されますよ。
いっきに「スイーツ名人」なんて言われちゃったりして。
だからこそ、まだ初心者なのに、スポンジケーキの小麦粉に、薄力粉ではなく強力粉を代用として使うだとか、薄力粉だけでピザ生地につくるとか、そういうことは、とりあえずやめましょうね。
せっかくのあなたの労力が全滅したら、あなたがかわいそうです。
クッキーやパンケーキは、薄力粉と強力粉をまぜて使う場合もあります。
これも最初は、レシピに忠実につくりましょうね。

これで「食べる人」であるだけではなく、皆や好きな人、彼と一緒に楽しむ、ほめられる!!
女子力アップのスイーツづくりライフを始められますね。
本当に楽しいですよ。
どうか皆さん、ご一緒に。
上手にできたスイーツは写真に残したいですね!美味しそうに写すコツ教えちゃいます。
⇒スマホで料理を美味しく撮るポイント5つ
Sponsored Links