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ある日突然、離乳食を食べて卵アレルギーになってしまった。
これから、卵を少しずつ食べさせて、栄養を補おうと思っていたのに、どうしよう??と悩んでいるお母さんたちも多いかと思います。
実際、卵はとても優秀な食材です。卵アレルギーになってしまうと、その優秀な食材を食べることができません。
でも、卵が食べられなくても、健康に成長することが出来ます。
我が家の息子が食べてきた離乳食を元に健康に成長できるコツをご紹介します。
目次
離乳食の栄養バランスとは?

離乳食を始める時、最初に摂取するのが「糖質」ですね。
まずは、アレルギーの心配が少ない、つぶし粥から始めますね。
その後、慣れてきたらすりつぶした野菜や果物など種類を増やします。
そして、さらに慣れてきたら食べ始めるのが「魚、肉、豆腐、卵、乳製品」などの「たんぱく質」です。
なぜ、卵を含むたんぱく質を最後に食べるのか?
それは、たんぱく質にアレルギー反応を起こす事が多いからです。
では、どうすれば良いでしょう?
簡単に言えば卵アレルギーになると卵からたんぱく質を摂取することはできませんが、卵以外のたんぱく質で栄養を補えばよいのです。
実際、我が家の息子は卵を抜いた離乳食を食べた生活を送っても、現在小学校1年生、それなりに成長しています。
まずは、糖質、ビタミン、たんぱく質に気をつけてみましょう。
手っ取り早い納豆ご飯

卵アレルギーの息子がいる我が家の食卓で大活躍したのは「納豆」です。
家族みんなで食べられるし、ご飯にかけるだけで、たんぱく質を補うことができます。まだ、普通の粒が食べられない場合は潰したものから始めても良いでしょう。
そして、納豆の良いところは「混ぜられる」と言うことです。
たとえば、人参が嫌いなお子さんでも、加熱した人参をペースト状にしたものを納豆に混ぜるだけで「たんぱく質」と「野菜」を摂取することができ、それをご飯にかけると「糖質」も摂取することが出来ますね。
私の近所の蕎麦屋の女将さんは「納豆とかぼちゃだけ食べてれば、健康に育つ」と話していましたが、実際、息子は卵アレルギー以外、病気にかかることは少なかったように思います。
安く手に入りますし、冷凍保存もできますので、3食のうち1食は納豆!というのはいかがでしょうか?
豆腐入りのお味噌汁

お豆腐もたんぱく質が豊富な食材です。
柔らかい口当たりは、まだ初期の離乳食を食べている赤ちゃんでも食べることが出来ますね。
我が家の子供たちもお豆腐入りのお味噌汁は大好きです。
他のどのお料理よりも最初に食べ終わってしまうことが多いですね。
食べやすいお味噌汁にお豆腐と野菜を混ぜることで、栄養バランスの取れた離乳食になります。
魚や肉で美味しいおかず

今までご紹介してきた「納豆」「豆腐」は大豆製品でどちらも植物性たんぱく質ですが、魚や肉などからは動物性たんぱく質を摂取することが出来ます。
野菜を柔らかく煮て、お肉を混ぜて肉じゃがにすれば、野菜でビタミンを摂取することが出来、お肉でたんぱく質を摂取することが出来ますね。
また、お肉が苦手なお子様にはツナ缶を使ってツナじゃがにしても良いでしょう。
ツナ缶の油には魚の旨みや栄養も入っているので、油も残さず使ってあげると、栄養たっぷりのおかずになります。
味付けをトマト味にしたり、お味噌にしたり、ちょっとカレー粉を混ぜたり、それだけでもバリエーションが広がりますよね。
ちなみに、我が家の離乳食。
お肉ははじめササミを冷凍したものをすって加熱したものを使用し、ある程度食べられるようになってきたら、挽肉を使用したりしました。
お肉は白身魚から赤身、光物と段階を踏みました。
ひじきを使って鉄分も吸収

実はひじきからもたんぱく質を摂取することが出来ます。
ひじきは、鉄分も摂取できるから本当に良いですよ。
野菜も摂取できますし、ひじきご飯にしても良いですよね。
お母さんは鉄分が不足する場合が多いので、一緒に摂取して、たんぱく質と鉄分の両方をバランスよく摂取しましょう。
ちなみに、我が家の子供たち。
ひじき…大好きです!!ご飯に混ぜて、ひじきご飯にすると沢山食べてくれますね。
私は小さい頃は、見た目が黒くて、イマイチ食欲をそそらなかったので、嬉しいですよ。
ヨーグルトと果物でデザート

ヨーグルトも豊富なたんぱく質が含まれている食材ですね。
プレーンのヨーグルトに果物を混ぜて食べるだけで、たんぱく質とビタミンを摂取することが出来ます。
ヨーグルトは赤ちゃんでも食べられる形状ですし、それに摩り下ろしたリンゴや小さく切ったバナナを混ぜるだけでも栄養バッチリです。
ちなみに、我が家はいまだに毎朝、バナナヨーグルトにきなこを振りかけて食べていますよ。
どうですか?以上5項目メニューを載せてみましたが、仮にこれが1食分の食事だとするととてもバランスの取れた食事になると思いませんか?
また、ここまでは作れないというお母さんでも、1食に1種類のたんぱく質を入れるだけでも良いと思います。
無理にならない程度に気をつけてみたら良いのではないでしょうか?
最後に離乳食と言うのはそれまで母乳かミルクしか飲んでいなかった赤ちゃんが少しずつ「食事」を始める事ですが、個人差が出やすい事です。
実際、我が家の息子に置き換えてみると、「卵」の摂取が少し早かったのかな?と今でも反省しているくらいです。
育児本どおり、市から配布されるすすめ方のちらしの通りすすめたのですが、それも、本や自治体によって多少のばらつきはあります。
では、どうやってそれを見極めたら良いのでしょう?
動画に興味深いものがあったので、参考までに載せてみますね。
卵アレルギーでも栄養抜群の離乳食のまとめ
① 糖質・ビタミン・たんぱく質を1回の食事で摂取するように気をつける
② 納豆を使ってみる
③ 豆腐を使ってみる
④ 離乳食に慣れてきたら、魚や肉を使ってみる
⑤ ひじきを使ってみる
⑥ ヨーグルトを使ってみる
卵アレルギーでもきちんとたんぱく質を摂取することで、栄養抜群の離乳食を作ることが出来ます。
また、私にとっては「食」を見直す良いきっかけになりました。(息子には申し訳ないのですが)
あまり肩に力を入れずに、楽しく離乳食を作れたら良いですよね。
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